裏表紙
デルタS4の透視図が載っていますが、
まさにこの透視図こそ、デルタS4というクルマが何たるかを一番よく語っているといえます。
吸入された空気が、ターボチャージャー/インタークーラー/スーパーチャージャー/インタークーラーを経て
エンジンに入る複雑なメカニズムや、フルタイム式4WD、鋼管スペースフレーム、リアのツインダンパーなどの
強烈なスペックこそ、デルタS4がグループBの“最終兵器”と呼ばれる所以です。
車重1200kgに対して、最高出力250PS/6750rpm・最大トルク29.7kgm/4500rpmというエンジン出力は、
今となっては大人しく思えますが、1985年当時では間違いなくモンスターでした。
ちなみに最高速は225km/h、0-100km/h加速は6秒と記載されています。