P1-P2
「ラリーやレースに勝つためにつくられる、高性能車の新基準を備えたフォードGT40以来のスポーツカー」
という冒頭の文章が、このクルマのすべてを物語っています。
本文は、F1チャンピオンドライバーのジャッキー・スチュワートやF1デザイナーのトニー・サウスゲートが、
RS200の開発に関わったこと、それにRS200が採用した各装備の優位性などについて、詳しく触れています。
興味深いのは、2WD/4WDの切り替え式4輪駆動を採用した理由として、
路面状態が凍結路や雪道、それにグラベル路面のときは、最大のトラクションを得るために4輪駆動が必須で、
路面との摩擦が大きい(=タイヤのグリップ力が得られる) 舗装路のターマックでは、
後輪駆動のほうがより機敏な走りができる、と解説していることです。