2007年11月17日から18日にかけて、大磯プリンスホテルで
ランチア・クラブ・ジャパン主催の[ランチア ランチ 2007]が開催されました。
昨年はランチア100周年としてミキ・ビアジオン氏が来日し、
グループBワークスマシンのデモ走行などで多いに盛り上がったイベントですが、
今年はクラブ員の参加型イベントとして、和気あいあいとした楽しいムードが印象的でした。
今回は3台の037ラリーと1台のデルタS4の計4台のグループBが参加。
なかでも037ラリーは、ストラダーレとコンペティツィオーネ EVO1 / EVO2が揃い、
違いを見比べられるという贅沢な状態でした。
1983年のEminenceカラーに塗られたコンペティツィオーネ EVO1 は、
フロントのナンバープレートをライトポッドの固定部を活用して取り付けるなど、
オリジナルの状態を極力堅持しようとする姿勢に脱帽です。
totipカラーに塗られた037のEVO2は、会場内でも特に目を引く存在でした。
午前中にはデモ走行も披露され、
コンペティツィオーネならではの快音を響かせていました。
こちらはパールホワイトに塗られたデルタS4ストラダーレ。
数多くの歴代ランチアのなかでも、デルタS4の注目度は別格で、
エンジンカウルを開いた途端に人だかりができていました。