元・ヴィテスグループの金型を引き継いだイクソモデルから、
ルノーマキシ5ターボの1985年ツール・ド・コルス出場車が発売されました。
D.オリオールがドライブした1985年ツール・ド・コルス出場車は、
イエローとレッドの派手な“33 export”カラーが特徴です。
製品を見る限り、ポルトガル製だったスキッド(ヴィテス)時代の製品と、
中国生産となったイクソモデルとの違いは特に感じられません。
<総合評価>
イクソモデル ルノーマキシ5ターボ No.27 ツール・ド・コルス1985
品番:RAC003 定価:3,500円
* ○なところ *
ユニバーサルホビー社(イーグルレース)との競作となった
“33 export”カラーのルノーMAXI 5ターボだが、
ボディのディフォルメはイクソモデルのほうが一枚上手。
塗装やデカール貼りのクオリティもヴィテス時代と同等。
* ×なところ *
イーグルレース製品が2400円という低価格であるのに対して、
イクソモデルはヴィテス時代と変わらない3500円であること。
ただし、イクソモデルのリサーチの正確さやボディのディフォルメの巧さを見れば、
実際の価格差はないに等しい。
* 採点 *
定番のPHILIPSカラーやDIACカラーに比べると
マニアックな存在の“33 export”カラーだが、
しっかりラインナップに加えてくれたことは嬉しい限り。
ランチア・ラリーやプジョー205ターボ16のバリエーション展開に期待して、
90点 を付けたいと思います。