2001年10月13・14日に幕張メッセで開催された、プラモデル・ラジコンショー 2001会場で撮影した写真です。
ハセガワ・ブースに展示された、totipカラーのランチア037ラリーに思わずクギ付けになりました。
1/24スケールのプラモデルとして発売される、ランチア037ラリー“ジョリークラブ”は、
同社のランチア037ラリー製品としては、3番目に当たるもの。
最初に発売した1984 ツール・ド・コルス優勝車と、2番目の1983 モンテカルロ・ラリー優勝車が
定番のマルティニカラーだったのに対して、
今回は“ジョリークラブ”のtotipカラー。まさにファン待望の製品化です。
デカールは、クオリティの高さで知られる、イタリアのカルトグラフ社製。
自国の歴史的な名車だけに、カルトグラフ社の気合いの入れ方も違っていたとか…
M.ビアシオンのドライブで総合2位に入賞した、
'84 ツール・ド・コルスと、'85 ポルトガル・ラリーの2タイプが選択できるようになっています。
'83 モンテカルロ・ラリー仕様と異なるライトポットの形状も正確に再現。
正確なリサーチに基づくこだわりの設計が、ハセガワらしいところです。
<総合評価>
(株)ハセガワ ランチア 037 ラリー“ジョリークラブ”
品番:1/24 カーモデルシリーズ:20214 定価:2,600円
* ○なところ *
通好みなtotipカラーのモデル化、
エンジン部なども忠実に再現したフルディテールキット、
美しさで定評のある、イタリア、カルトグラフ社製デカールの採用、
このモデルに合わせたライトポットの形状変更
* ×なところ *
2,000個の限定生産なので、早めに入手しておく必要があること、
当たり前のことだけど、プラモデルなので、製作しないとディスプレイできないこと
* 採点 *
totipカラーの追加は、037ラリーのバリエーションとして予想されたとはいえ、
実際に製品化されるとなれば、やはり嬉しいものです。
2,000個の限定生産なので買い逃さないようにしなければ、と思いますが、
入荷後即完売という展開は、まずないでしょう。
とはいえ、早めに入手しておいたほうが当然良いので、
グループBマニアとしては、マルティニカラーと並んで、ぜひ押さえておきたいアイテムです。
サファリ・ラリー仕様など、今後のバリエーションに期待しつつ、 90点 を付けたいと思います。