AUTOMOBILE COUNCIL 2021
4月9日から11日にかけて幕張メッセで開催された、 [AUTOMOBILE COUNCIL 2021] に行ってきました。
美しい状態に仕上げられた多くのクラシックカーが展示され、その場で購入ができる車両もたくさんあって楽しめました。
以前はフェラーリやポルシェなどのスポーツカーの売り物件を多く見かけましたが、今回それらの姿はほとんどなく、身近に走っていたネオクラシック車両が多かったように思います。
ということで、今回は主催者展示コーナーにあったグループB車両を中心にご紹介します。
個人的に一番の目玉は、やはりランチア 037 ラリー エボリューション 2。
これを見るために来場したといっても過言ではありません。
展示車両は、1984年アクロポリス・ラリーで、A.ベッテガ/C.クレスト組が4位入賞を果たしたワークスカー。
日本で公道走行ができる状態になっています。
途中でエンジンカウルのご開帳があったので、すかさずパチリ!
こちらのランチア・ストラトス HF Gr.4は、以前「ランチア ランチ」でご一緒した車両。
1981年のスペイン・ラリー選手権と1982年のスペイン・ツーリングカー選手権でシリーズチャンピオンとなった個体です。
アリタリア・カラーが目を惹くフィアット・アバルト 131ラリー。
展示車両は、1977年のモンテカルロ・ラリーで、J-C.アンドリュー/“ビシェ”組が2位入賞したマシンそのもの。
ランチア・フルヴィア・クーペ 1.6HFは、18台製造されたワークスカーの最後の1台。
S.メッタ/M.ダウティ組が 1974年のイースト・アフリカン・サファリ・ラリーで11 位でフィニッシュしたマシンです。
この4台はいずれもヒストリー付きのコンペティションモデルで、主催者のこだわりが感じられました。
もう1台のグループB車両は日産 240RS。
普段は日産ヘリテージコレクションに保管されている、1983年モンテカルロ・ラリー仕様のレプリカが展示されていました。
今回は友人と会場内の「ディフェンダーカフェ」でウイスキーを楽しんでいたので、実はクルマを見るよりも呑みの時間のほうが長かったというのが正直なところ(笑)。
まぁ、そんな楽しみかたができるのもこのイベントの特長ですね。おかげで楽しませていただきました。