高輪橋架道橋
以前からクルマで通ってみたいと思っていた、東京都港区の高輪橋架道橋(正式名称は高輪橋架道橋下区道)に行ってみました。
山手線の新駅、高輪ゲートウェイ駅から徒歩で5分ほど、高輪大木戸跡のすぐ脇ににあるこの地下道は、高輪地区の国道15号線から東側の芝浦港南地区に抜けられる貴重な道路。JR山手線、京浜東北線、東海道線、旧田町電車区、そして東海道新幹線の下を通ることからトンネル部が約230mと長く、しかも高さ制限が1.5mと非常に低いため、タクシーの行灯を壊してしまう道路として「提灯殺しのガード」とも呼ばれています。
そんな都心の密かな名所が、2020年4月12日から車両通行止めとなるため、数年前から温めていた記念撮影計画を実行してみました。
本当は三脚を使って撮影したかったのですが、一方通行ながらタクシーの抜け道でもあるので、手持ちで素早く撮影して立ち去りました。
高輪橋架道橋下区道は、再開発のため通れなくなるという噂が以前からありましたが、とりあえず歩行者と自転車の押し歩きによる通行は可能とのこと。実際にこのルートを使って通勤・通学している人は少なくないので、近くに代替ルートがない現状では閉鎖できないのが実情でしょう。ただ、新ルートとなる第二東西連絡道路の工事の関係で、現ルートで通行できる期間はそれほど長くはなさそうです。
興味のある方は、早めの訪問をお勧めします。