9月23日に、シトロエン 100周年記念イベントである「CITROËN CENTENARY GATHERING(シトロエン・センテナリー・ ギャザリング)」に参加しました。
事前の雨の予報が外れて当時は快晴。蒸し暑さはあったものの、参加者にとってはありがたいイベント日和になりました。
最初のイベントである代官山 蔦屋書店での「モーニングクルーズスペシャル〜シトロエン〜」に参加すべく、現地に近づくと、すでに入場待ちのシトロエンたちが長蛇の列。その中に加わっていると、パレード参加車両ということで優先入場をさせてくださり、無事に展示エリアに到着できました。
3台のシトロエン BXが並ぶ素敵な光景。
お隣のBX16TRSと一緒に、エンジンルーム見比べ会を実施しました。同じクルマがベースとは思えない興味深い光景です。
友人OさんのBX スポールと久しぶりに対面しました。
現在は息子さんが乗られていて、精力的に活動されています。4TCのシフトレバーは数年前に加水分解して悲惨なことになりましたが、同じシフトレバーを装着しているこちらの個体は、欠損しやすい赤色のリングを含めてオリジナルを堅持。実に羨ましい...。
「モータースポーツジャパン」で何度もご一緒しているC4 WRC レプリカも会場に。新旧のさまざまなシトロエンが一堂に会した、見応えのあるイベントでした。
シトロエンつながりということで、会場にはマセラティ・メラクの姿も。
この日は、うちのBX 4TCのほかに、もう一台のグループBカーが。
友人Fさんのランチア デルタ S4が見学に来てくださいました。
数年ぶりにお車を拝見しましたが、美しい輝きはそのまま。会場入りした途端に黒山の人だかりとなり、大きな注目を浴びていました。
9時30分には、最終目的地であるアークヒルズ アーク・カラヤン広場に向けて、いよいよパレードを開始。表参道、青山通り、皇居、銀座など、都内の代表的な通りを約1時間かけて走行しました。
沿道ではパレードの様子を収めようとするクルマ好きの皆さんが大勢いらしてビックリ!写真の銀座四丁目の交差点にも大勢のファンの方が集まっていました。お互いに手を振ったりしながら、小一時間のパレードを楽しみました。
ゴール地点のカラヤン広場でも、大勢の方に出迎えられて嬉しい限りです。
今回、パレード参加車両には「CITROËN CENTENARY GATHERING」のステッカーを貼付。100年に1度の特別なイベントであることをアピールしました。
パレード後にはアークヒルズカフェで軽食のご用意が。
ダブルシェブロンのロゴ入りポテトからテーブルマット、コースターまで、何もかもがこのイベントのための特別仕様。本気で遊ぶ楽しさを知っている人でないと、こういう演出はできません。
カラヤン広場には、シトロエン DSを先頭に、SM、CXといった往年の名車が集合しました。
1923年製といわれるシトロエン5HP(タイプC)の車両展示は、今回の目玉のひとつ。戦後すぐに日本に持ち込まれ、数奇な運命を経てこのたび発見された貴重な車両です。
日本独自のシトロエン創業100周年記念イベントとして開催された「シトロエン・センテナリー・ ギャザリング」。日本におけるシトロエンの活動としては過去最大級の規模といえるもので、参加者とギャラリーがフレンドリーに楽しめる内容でした。
このような素晴らしいイベントが再び開催されることを願いつつ、関係者の方々に感謝をしたいと思います。