今年も静岡ホビーショーに行ってきました。
今回も各社からグループB関係の興味深い新製品が発表されました。
アオシマのブースでは、Beemax社から発売された1/24プラモデルのグループB製品が展示されていました。ちなみに今回の新製品は、三菱 ランサー ターボ '84 RACラリー仕様。なかなか渋いチョイスです。
同じくアオシマのブースに展示されていたBELKITS社の新製品予定。オペル・アスコナ 400の1981年および1982年のモンテカルロ・ラリー仕様、それにMG メトロ 6R4の1986年モンテカルロ・ラリー仕様とRACラリー仕様が、プラモデルとして発売される模様です。
こちらはイタレリ社のプラモデルとなる1/24 アウディ クワトロ 1981 モンテカルロ ラリー。海外キットながら日本語版の組立説明書を付属。2019年5月の発売予定で、価格は税抜4,600円です。
タミヤからは1/10 電動RCカーシリーズの新製品として、アウディ クワトロ ラリー A2が発表されました。タミヤではグループB当時にアウディ・クワトロのラリー仕様を製品化していましたが、当時はディフォルメ的なボディとなっていて、リアルさでは今ひとつの感がありました。
シャフトドライブ4WDの「TT-02」をベースにした今回の製品は、ドイツの代理店からのリクエストにより実現したもので、ボディはとてもリアルに仕上がっています。7月発売予定で、価格は税別12,000円です。
京商のブースには、ルノー 5 ターボのミニカーが多数展示されていました。
まずはソリド製の1/18 ルノー 5 マキシ アストリアス ラリー。ダイキャスト製で、価格は税別8,000円です。
こちらもソリド製の1/18 ルノー 5 ターボ 1981。パッケージには[RENAULT 5 TURBO 1984] と記されていますが、1984年ならターボ 2になってしまうのでエラー品でしょうか。ダイキャスト製で価格は税別8,000円です。
こちらはブラーゴ製の1/24 ルノー 5 ターボ 1982。海外ではこのブルーメタに加えて、イエローのボディカラーもありました。価格は税別3,000円です。
otto mobileでは、1/12のレジン製品となるルノー 5 ターボ Mk. 1が展示されていました。1/12スケールの迫力と美しいブルーのカラーリングが魅力的で、価格は税別34,000円です。
同じくotto mobileの1/18 日産 240RS サファリ。その名の通り、1984年のサファリ・ラリー仕様を製品化したものとなります。まだotto mobileのHPでは発表されていないため、今回のショーで世界初公開となったのでしょうか。
メイクアップでは、同社の VISION ブランドの新製品として、1/43 ポルシェ 911 SC RS 1984を展示していました。ポルシェ 911 SC RSはすでにスパークで製品化されていますが、クオリティの高さで知られるメイクアップ製品だけに、仕上がりに期待が持てます。価格は税抜24,000円です。
こちらはスパークの新製品となる1/43 フォルクスワーゲン ゴルフ MK II Pikes Peak 1987 です。この年のパイクスピークは、アウディとプジョーによるグループBマシンのワークス対決という、歴史的な一戦となりました。そのイベントに出走していたこのマシンは、VW ゴルフ GTIの1.8L 16Vエンジンにターボチャージャーを装着したスペシャルエンジンを前後に搭載したツインエンジンが特徴。こんなマニアックな車種が製品化されるなんて、本当に良い時代になりました。
グループB関連のアイテムはある意味出尽くした感がありましたが、まだまだ新製品が登場するようなので、今から楽しみです。