9月29日から10月1日にかけて東京ビッグサイトで開催された「2017 全日本模型ホビーショー」に行ってきました。
今回も複数のメーカーからグループBの新作が発表されています。まず京商のブースでは、ミニチャンプス製の1/18 アウディ・クワトロが数種類展示されていました。
ダイキャスト製ボディで製造されるこの新作は、市販モデルとラリー仕様の両方が予定されています。
これは市販モデルの「アウディ クワトロ(1980)ホワイト」。504個の限定生産のようです。
こちらも角目4灯ライトの初期型「アウディ クワトロ(1980)ブラック」。
ボディカラーはホワイトとブラックの2色が用意され、価格はともに14,000円+税と表示されていました。
ラリー仕様も展示されていました。
この「アウディ クワトロ “AUDI SPORT” MOUTON/PONS RALLYE DES 1000 PISTES 1981」は、オーバーフェンダー、バンパー、グリルなど、グループ4仕様のディテールを的確に再現しています。
こちらは「アウディ クワトロ “AUDI SPORT” MIKKOLA/HERTZ WINNERS INTERNATIONAL SWEDISH RALLY 1981」。
アウディ・クワトロがWRC初優勝を挙げたときのマシンです。
「アウディ クワトロ A2 “BELGA TEAM” WALDEGARD/THORSZELIUS WINNERS BOUCLES DE SPA 1985」は、グループB時代のマシンを製品化したもの。ブリスターフェンダーの張り出しが大きいクワトロ A2のボディ形状を再現しています。
ラリー仕様の価格は、市販モデルより2,000円高い16,000円+税と表示されていました。
ottomobileの新作として展示されていたのが、1/18スケールの「オペル マンタ 400 Gr.B」。1985年のサファリ・ラリーで4位入賞した車両で、予価は16,500円+税となります。
プラモデルでは、アオシマが取り扱うBELKITS製の「1/24 オペル マンタ 400 GR.B Tour de Corse 1984」と、「1/24 オペル マンタ 400 GR.B 24 Uren van leper」が展示されていました。
今年5月の静岡ホビーショーではパッケージのみでしたが、今回はキット内容が展示されたため、順調に進行しているようです。
こちらは同じアオシマブースに展示された、BEEMAX社製の「1/24 日産 240RS BS110 '84 サファリラリー仕様」。
S.メッタが同ラリーで5位に入賞したマルボロカラーのマシンです。
サファリ仕様ならではのアニマルガードやウィングランプ、右ハンドル仕様のダッシュボード、ホイールなどのパーツを新規製作しています。
こちらの発売日は未定となっていますが、この製品に対応したディテールアップパーツは「年末発売予定」となっています。ということは、順調にいけば今年中に発売でしょうか。
アオシマのブースで展示されたこれらの新製品は、いずれも発売日未定。それだけに、今後の情報に注目していきたいですね。