ラリーになくてはならない存在が、競技中の突然のトラブルや緊急オペに備え、スペアパーツを積載したサポートカーです。グループB時代には当時の商用バンが使われていました。
こちらはミニカーメーカーのイクソから発売された1/43スケール商品の CITROEN C35 (PEUGEOT TALBOT SPORT ASSISTANCE) 1985 です。
フロントウィンドウには “RALLYE MONTE CARLO 1985” のステッカーが貼付され、ボディには「6」のマーキングがあります。そのため、この車両が1985年モンテカルロ・ラリーで3位に入賞した、T.Salonen/S.Harjanne組のプジョー 205 T16のサポートカーであることが分かります。
PEUGEOT TALBOT SPORT の美しいカラーリングは、プジョー 205 T16と一緒にディスプレイすると主役がグッと引き立ちそうです。
該当するカーナンバー6のプジョー 205 T16はスパーク製品がリリースされているため、それと一緒に並べるのがベストでしょう。
こちらも同じくイクソから発売された1/43スケール商品の FIAT 242 E (LANCIA MARTINI ASSISTANCE) 1986 です。
フロントウィンドウには “RALLYE MONTE CARLO 1986” のステッカーが貼付されていることから、この車両が1986年モンテカルロ・ラリーにおけるランチア・マルティニチームのサポートカーであることが分かります。
1986年のモンテカルロ・ラリーでは、H.Toivonen/S.Cresto組のランチア・デルタ S4が優勝。その1/43ミニカーも数多くリリースされています。
同じメーカーであるイクソ製品、イクソの金型を使ったALTAYA/デアゴスティーニ製品もあるため、それらと一緒にディスプレイするのがベストでしょうか。
現時点では日本未発売となっていますが、主役を引き立てる渋い脇役たちのミニカーも興味深いものです。