静岡ホビーショーのSpark Japanブースで展示されていた、1/43スケールのアウディ・スポーツクワトロS1 パイクスピーク 1987優勝車が発売になりました。
「スパーク」ブランドを有するMinimax社では、アウディ特注品として同仕様のモデルを1/87スケールで製品化しています。そのため、今回は待望の1/43製品となります。
1/43スケールではすでにスターター製のレジン製品、ミニチャンプスのダイキャスト製品がリリースされていますが、スパークのレジン製ミニカーはより忠実で繊細な仕上がりとなっているのが特長です。
特にフロントスカート部分は、ミニチャンプス製品では鼻の下が伸びたような印象で、やや違和感を感じたものでした。その点、スパーク製品はスカートが長すぎるバランスの良いフォルムとなっています。
この写真ではまったく分かりませんが、テールライト部分の再現度に大きな違いがあります。
ミニチャンプスでは単にブラックアウトされていましたが、スパークではメッシュ張りとなり、奥に配置されたウィンカーとテールライトのレンズも再現しています。また、タイヤのMICHELINマークも再現しています。
ひとつ気になるところがあるとすればヘッドライトのサイズでしょうか。
今年1月に東京・南麻布の「Spark Gallery Minami Azabu」で見た試作品はちょうど良いサイズでしたが、製品版はややオーバーサイズで目を見開いたような印象です。個人的には、試作品のやや眠そうな顔のほうが実感が高いように思います。
とはいえ、コクピットにW.ロールのドライバーフィギュアもセットされるこのスパーク製品。すでにミニチャンプス製品を所有するファンにとっても気になる存在であることは間違いなさそうです。