フランスのOttOmobileから、2016年4月の新作として発表されていた1/18 Nissan 240 RS Groupe Bが届きました。
1/18スケールでは初の製品化となるニッサン240 RS。
今回モデル化されたのは、1983年ツール・ド・コルスでトニー・ポンドのドライブにより6位に入賞したマシンです。
実物は白/赤/青のトリコロールカラーが美しく、見栄えのするモデルとなっています。ちなみにルーフアンテナは別パーツです。
ottomobileの写真ではトランクリッドのラインが下がりすぎているのが気になりましたが、実物を見てもやはり下がりすぎている感は否めません。
原因はリアオーバーハングのボディ下部のラインが実車と合っていないこと。リアバンパーの取り付け位置はもう少し上で、テールライトの天地寸法もやや不足しているように思えます。
とはいえ、フロントマスクはこのように実車の迫力をよく表現しています。
真後ろから見たときの印象も良好です。しかし、トランクリッド上面がこれだけ見えているということは、それくらい後方への傾斜が強いということでしょう。
ボディの再現度では1/43スケールのイグニッションモデル製品のほうが上ともいえますが、車高やオーバーフェンダーの表現などはottomobileのほうが自然に見えたりします。どちらが良い悪いということでもないので、各社の個性を楽しみたいですね。