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2016年05月 アーカイブ

2016年05月01日

イグニッションモデルの240 RS その3

HEADLINERのルノー 5 MAXI turboと同時に、イグニッションモデルの1/43ニッサン240 RSも2種類発売されました。こちらも備忘録代わりにご紹介します。

ニッサン240 RSといえば白/赤/青のトリコロールカラーがイメージに浮かびますが、こちらはS.メッタのドライブにより1984年サファリ・ラリーで5位に入賞したMarlboroカラーのマシンです。
'80年代のモータースポーツとは切っても切り離せないMarlboroカラーは、この時代を象徴していて懐かしいですね。メッシュのヘッドライトガードやマッドフラップなどの繊細なつくりが魅力を引き立てます。

リアバンパー周囲のディテールをここまで作り込んだミニカーは記憶にありません。ドア下のフックを含めて、驚くほどの再現度を誇っています。

この240 RSは専用デカールキャンペーン対象モデルとなっており、キャンペーン期間中にWebの専用フォームから申し込みをしたところ、4月半ばにデカールが到着しました。当然ながらボディの各部にMarlboroの文字が入るため、かなり貼り応えがありそうですね。

こちらはM.カークランドのドライブにより1985年のサファリ・ラリーで3位に入賞したマシンです。
1984年のサファリ仕様車とは、ホイール、サイドウィンドウなどの違いに加えて、ルーフベンチレーターが追加されるなどの差異もあります。

1984年のサファリ仕様車とは異なる、エンケイ製ホイールの形状を正確に再現しています。

こちらの製品も専用デカールキャンペーン対象モデルのため、Marlboroロゴのデカールが後日送付されました。

左は2016年2月にイグニッションモデルから発売された製品。右は2016年4月に日産オンラインショップで販売された、NISSAN BOX仕様のイグニッションモデル製品です。
モデルの仕様は同じ1985年サファリ仕様で、パッケージ以外は完全に共通でした。

日産オンラインショップの製品はイグニッションモデルの専用デカールキャンペーン終了後に発売されたため、Marlboroロゴのデカール申し込みができないのでは?と思っていました。しかし、到着した箱の中を確認するとMarlboroロゴのデカールが同封されていて、まったくの杞憂に終わりました。ちなみに製品はとても好評だったようで現在完売しています。

やはり、NISSAN BOX仕様はモデルがより一層引き立ちますね。

2016年05月04日

1/12のスポーツクワトロS1が納車

ある日、アウディ・スポーツクワトロS1の情報を検索していたときに、1/12スケールのミニカーが発売されていることを知り、購入しました。

これは、ドイツのミニカーディーラー「CK-Modelcars」がottomodbileに特注した1/12 アウディ・スポーツクワトロS1 #5 Winner Rallye San Remo 1985 Röhrl, Geistdörferです。

1985年サンレモ・ラリーは、アウディ・スポーツクワトロS1にとってWRCにおける唯一の優勝を飾ったイベントです。それだけに1985年サンレモ優勝車はこれまでさまざまなミニカーが登場していますが、1/12スケールでの製品化は今回がはじめてです。

デアゴスティーニ 隔週刊「ラリーカーコレクション」第11号の1/43 アウディ・スポーツ・クアトロ E2(1985)と比べてみました。
単品で見ると大きさがよく分かりませんが、1/43ミニカーと比べると約350mmほどの巨大なサイズが実感できます。

全体的にはottomodbileの1/18ミニカーをそのまま1/12スケールに拡大したような印象です。そのため1/12スケールならではの出来の良さというものは特になく、1/18スケールの高品質さがそのまま大きくなった印象です。

300台限定生産のこのミニカーは、現時点ではCK-Modelcarsに在庫があるようです。

家に1/12ミニカーを飾れる場所があるスポーツクワトロのファンにとっては、最高のアイテムとなることは間違いありません。
しかし、とりあえず私は撮影後そそくさと元の段ボールに収めました。笑

2016年05月09日

ottomobileのNissan 240 RSが納車

フランスのOttOmobileから、2016年4月の新作として発表されていた1/18 Nissan 240 RS Groupe Bが届きました。

1/18スケールでは初の製品化となるニッサン240 RS。
今回モデル化されたのは、1983年ツール・ド・コルスでトニー・ポンドのドライブにより6位に入賞したマシンです。

実物は白/赤/青のトリコロールカラーが美しく、見栄えのするモデルとなっています。ちなみにルーフアンテナは別パーツです。

ottomobileの写真ではトランクリッドのラインが下がりすぎているのが気になりましたが、実物を見てもやはり下がりすぎている感は否めません。
原因はリアオーバーハングのボディ下部のラインが実車と合っていないこと。リアバンパーの取り付け位置はもう少し上で、テールライトの天地寸法もやや不足しているように思えます。

とはいえ、フロントマスクはこのように実車の迫力をよく表現しています。

真後ろから見たときの印象も良好です。しかし、トランクリッド上面がこれだけ見えているということは、それくらい後方への傾斜が強いということでしょう。

ボディの再現度では1/43スケールのイグニッションモデル製品のほうが上ともいえますが、車高やオーバーフェンダーの表現などはottomobileのほうが自然に見えたりします。どちらが良い悪いということでもないので、各社の個性を楽しみたいですね。

2016年05月11日

もうひとつの1/12スポーツクワトロS1が納車

先日、ドイツのミニカーディーラー「CK-Modelcars」がottomodbileに特注した1/12 Audi Sport quattro S1 #5 Winner Rallye San Remo 1985 Röhrl, Geistdörferを紹介しましたが、ottomodbileからも1/12スケールのAudi quattro S1 Groupe Bが発売されました。

今回製品化されたのは、1986年モンテカルロ・ラリーで4位に入賞したカーNo.2のW.ロール仕様。
現車はアウディが保有しており、イベントなどにも時々顔を見せています。そのため現在は、クワトロS1にとって唯一の優勝となる1985年サンレモ・ラリー仕様よりも人気の高い仕様となっていますね。日本にも2010年に上陸して展示されました。

前述の1/12 クワトロS1 1985年サンレモ・ラリー仕様では、1/18モデルとほぼ同じ仕様で製品化されたため、写真ではほとんど判別できない程度の違いしかありませんでした。
しかし、この1986年モンテカルロ・ラリー仕様では、ターマック用のメッシュホイールを履いているのが最大の特長です。タイヤは1/18モデルと同じカットスリックを装着していました。

フロントフェンダー上のディフューザーをはじめ、リアビューミラー、マッドフラップなどの色は1985年サンレモ・ラリー仕様と異なっており、正確なリサーチが伺えます。

1985年サンレモ・ラリー仕様との違いは、フロントにライトポッドが装着されること。好みの問題ですが、やはりライトポッドが付くと見栄えがしますね。

500台限定で発売されたこの1/12スケール製品。改めてottomobileのホームページを見てみたら完売になっていました。CK-Modelcarsが特注した1985年サンレモ・ラリー仕様に比べてかなり安価な価格設定だったことも影響しているのでしょうか。

いずれにしても、スポーツクワトロS1のミニカーとしては頂点に位置する決定版であることは間違いありません。

2016年05月14日

静岡ホビーショーで展示されたGr.Bモデル

今年も静岡ホビーショーに行ってきました。

今回もクルマやオートバイなどの乗りもの系アイテムを中心に見て回りました。特に驚愕するようなアイテムはなかったものの、各社ともそれなりに活気のある新製品が多かったように思います。

こちらはアオシマのブースに展示されていた、1/24スケールのBEEMAXシリーズ No.07 ニッサン 240RS '83 ニュージーランドラリー仕様です。
昨年の静岡ホビーショーに展示されてから早1年。同時に発表されたTA64 セリカは発売されたものの、こちらはいまだ発売されていません。ただ、キットの内容を見る限り、間もなく発売できそうな感じですね。7月発売予定となっているので今度こそ発売して欲しいものです。

こちらはトミーテックのブースに展示されていたルノーのチョロQ。
ルノー5ターボはロードカーとラリー仕様を予定しているのでしょうか?

スパーク ジャパンのブースにも気になるアイテムがありました。

この1/43 アウディ・スポーツクワトロS1 1987年パイクスピーク優勝車は、東京・南麻布の「Spark Gallery Minami Azabu」でもサンプル品が展示されていました。間もなく発売されるようなので楽しみです。

こちらは1984年パリ・ダカールラリーで優勝した1/43のポルシェ953です。
スパークではすでにポルシェ953のダカール・ラリー テストカーなどを製品化しているので、ようやく真打ち登場でしょうか。

ignition modelのブースでは、「HEADLINER」ブランドから今後発売される1/43 ルノー 5 MAXI turboが展示されていました。
1985年ツール・ド・コルスのDiacカラーおよび33エクスポートカラーのうち、33エクスポートカラーのほうは予定通りゴールドのゴッティホイールが装着されていました。また、ロードカー風のブルーのモデルはメタリックブルーのボディカラーが特徴的です。
いずれも発売予定は5月末となっていたので、間もなくリリースですね。

個人的にもっとも欲しいと思ったのが、「HEADLINER」の1/18 ランチア・ストラトス 1977年モンテカルロ・ラリー優勝車です。
ignition modelらしいシャープな印象のボディは、ストラトスの決定版となりそうな出来映えです。7月末発売予定で価格は税込26,460円。決して安くはありませんが、それに見合ったクオリティが期待できますね。

2016年05月15日

9th Anniversary

グループBマニアのブログをはじめてから今日でちょうど9年が経ちました。

シトロエンBX 4TCは間もなく4回目の車検です。ここ数年は特に大きなトラブルに遭遇していないため、できればこの状態を維持していきたいものです。

先日、車両展示を行った「モータースポーツジャパン2016フェスティバル イン お台場」では、悪天候によりわずか3時間ほどで撤収となってしまい残念でした。

ただ、今年はグループB終了から30周年となる節目の年でもあるので、機会があればどこかのイベントに顔を出したいと思っています。

今後ともよろしくお願いいたします。

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