ignition modelと京商のコラボレーションによるミニカーブランドの「HEADLINER」。モデル製作をignition model、監修およびライセンス管理を京商が行うことにより、日本車以外のモデルを製品化しています。
その「HEADLINER」からルノー 5 MAXI turboが発売されました。2月に購入したまま撮影する機会を逸していたので、備忘録代わりとしてご紹介します。
こちらはルノー 5 MAXI turboを代表する1台。J.ラニョッティのドライブにより、1985年ツール・ド・コルスで優勝したマシンです。
3Dスキャナーによる実車取材とレジン素材を使ったシャープな造形により、イグニッションモデルならではの緻密でクオリティの高い仕上がりになっています。
ドア左右のカーナンバー上部の青い部分にはRothmansの文字が入るため、専用デカールキャンペーン対象モデルとなっていました。
3月にWebの専用フォームから申し込みをして、4月半ばにRothmansの白文字デカールが届けられました。
こちらはPHILIPSカラーのラリー仕様と同時に発売された、レッドカラーに塗られたモデルです。
1985年ツール・ド・コルス優勝車との違いは、前後のライセンスプレートが"Maxi 5 Turbo"となること、フロントのルノーエンブレムがエッチング製になること、そしてテールゲートに"RENAULT"と"Maxi 5 Turbo"のエンブレムが装着されることです。
実車には当時パールホワイトに塗られたプレゼンテーション仕様がありましたが、レッドは存在しないため架空のモデルとなります。数千円のダイキャスト製ミニカーならともかく、フィクションの車両に税込16,740円を支払うのはキツいですね。
メーカーとしては、パールホワイトのプレゼンテーション仕様はすでにSchuco Pro.R 43でレジン製1/43ミニカーが発売されているため、カブりを避けるための選択だったのかもしれません。
しかし、クオリティはHEADLINERのほうが上回っているため、個人的にはあえてパールホワイトで発売して欲しかったですね。今後もブルーのカラバリが予定されていますが、ファンとしては架空のカラーよりも白/黄色/黒のルノー・ワークスカラーに塗られたプレゼンテーション仕様のほうが欲しいのではないでしょうか。
上記のブルーに加え、1985年ツール・ド・コルスのDiacカラーおよび33エクスポートカラーの3台が発売される予定なので、これからも期待したいと思います。