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2016年04月 アーカイブ

2016年04月01日

プジョーオリジナルのGr.Bアイテム

ジュネーブやフランクフルトなどの国際モーターショーでは、自動車メーカーのブース内に自社のオリジナルグッズを扱うブティックが併設されている場合があります。なかにはモーターショー限定品を販売するメーカーもあり、ブースを訪れる楽しみのひとつとなっています。

今回、ジュネーブ・モーターショーのプジョーブース内で見かけたのが、この木製おもちゃのプジョー205です。パッケージには "GTI" , "rallye" と描かれていましたが、ご覧の通り、205 GTIと205 T16にしか見えません。

真横から見ると、205 T16のほうにはリアスポイラーが備わっていることが分かります。また、205 GTIと205 T16ではホイールのデザインが異なります。このスポイラーとホイール形状から判断すると、PEUGEOT TALBOT SPORTカラーのほうは205 T16 Evolution 2と考えられます。

この製品は、幼児向け乗用玩具などを製造するフランスのBaghera(バゲーラ)製です。プジョーオリジナルグッズとして205 T16が製品化されたのは今回がはじめて。かなり意外性のあるアイテムでの登場となりました。

対象年齢は1歳以上となっているので、生まれてきた息子にグループBを刷り込みたいパパにとってはマストアイテムでしょう。ちなみに価格はCHF 21,00(約2,500円)でした。

2016年04月14日

モータースポーツジャパン 2016に参加します

今週末の4月16日(土)、17日(日)にお台場で開催される「モータースポーツジャパン2016フェスティバル イン お台場」に、ヒストリックカーとしてシトロエンBX 4TCを展示します。

展示スペースは、「Legend of the MAZDA」としてマツダのレーシングカーたちが展示されるC会場。今回BX 4TCの展示は4月17日(日)のみとなりますが、ほかのグループB車両と併せて展示できるのではないかと思っています。

ただ、当日の天気予報はあいにくの雨。なんとか曇り空程度になってくれることを願っています。

どうしても天候が悪い場合には、リアのラゲッジボード部分でBX 4TCのミニカーコレクション展示でも盛大に開催しましょうか。

当日はたぶんクルマの周辺にいると思いますので、よろしければ気軽に声をかけてください。

2016年04月19日

モータースポーツジャパン2016

週末は「モータースポーツジャパン2016フェスティバル イン お台場」に行ってきました。

初日の4/16(土)は快晴で、さまざまなイベントが開催されて盛り上がっていました。対照的に2日目の4/17(日)はいつ雨が降ってきてもおかしくないような曇り空。しかも強風が吹き荒れていましたが、ヒストリックカーとしてシトロエンBX 4TCを展示するためお台場に向かいました。

8時30分前に会場入りして所定の展示スペースに着くと、皆さんはもうスタンバイ状態。NさんのシトロエンCXの横にクルマを止め、WRCを走ったハイドロ・シトロエンの系譜を展示しました。

ところが、9時に開始となったイベントは強風のため10時に中止。レプリカカーおよびヒストリックカーの展示も12時には撤収となってしまいました。時折台風のような突風が吹いている状況ではやむを得ないですね。

そんなわけで、1日かけてゆっくりクルマを見てまわろうと思っていたのが一気にバタバタ状態に。写真もあまり撮れなかったので、当日来ていたグループB車両を駆け足でご紹介します。

「モータースポーツジャパン」のヒストリックカー展示ではお馴染みのアウディ・スポーツクワトロ。
個人的には、昨年11月に雑誌「tranSpeed」2016年1月号でのグループB特集の撮影以来となる再会です。足かけ2年でようやく一緒に展示することができました。

ヤナセ物のディーラー車でもあるSさんのアウディ・クワトロとは、実に2010年10月以来の再会。今見ると、角目4灯ヘッドライトのクラシックな雰囲気が良いですね。綺麗な状態で維持されていているのが印象的でした。

今回はじめてお会いしたKさんのアウディ・クワトロ。
前オーナーがいろいろとモディファイした仕様とのことで、興味深い個体でした。後でじっくり撮ろうと思いつつイベント中止になってしまったため、全体が撮れていないという有様。ダッシュボードにはクワトロのミニカーが何台も置かれていて、クワトロ愛が感じられました。

ニッサン240RSは今回2台が参加。この個体は内外装ともオリジナルの状態を残した仕様が印象的でした。

もう1台の240RSはコンペティションモデルらしいスパルタンな仕様で、内装もそのまま競技に出られそうな装備が付いていました。

イベント自体は中止となってしまい残念でしたが、私にとってはクルマ好きの友人との再会をはじめ、若いクルマ好きの方々とお話しできしたりして、大いに刺激を受けました。また機会があれば参加してみたいと思います。

2016年04月26日

TECHNO CLASSICA ESSEN 2016

今年もドイツを代表するクラシックカーショーの「Techno Classica(テクノクラシカ)」が4月6日から10日にかけてエッセンで開催されました。

アウディは毎年このショーでAudi Traditionの展示を行っていて、今回はちょうど25年前の1991年に発表されたアウディ・クワトロ・スパイダーと、同年の東京オーターショーで展示されたアヴス・クワトロの2台のコンセプトモデルを展示。さらに幻のグループS試作車も展示していました。

そんなアウディは、ショー限定のミニカーを毎回発売しています。
今年の限定ミニカーは、アウディ・スポーツクワトロのラリー仕様でした。

例年と同じオレンジに塗られたモデルは333個の限定生産。カーNo.3の意味は不明ですが、ゼッケンの形と番号から判断すると、1985年モンテカルロ・ラリーのW.ロール車をイメージしたものでしょうか。

写真では見えにくいのですが、ナンバープレートには"IN AT 2016"と書かれています。インゴルシュタットを示す"IN" と年号を組み合わせたナンバープレートは毎年恒例ですね。

アウディのテクノクラシカ限定モデルにグループBのスポーツクワトロが登場するのは久しぶりのこと。せっかくなので2008年のスポーツクワトロ、2009年のスポーツクワトロS1と並べてみました。こういう記念モデルは、車種に関わらず毎年購入するのが良いのでしょうね。

2016年04月29日

HEADLINERのルノー 5 MAXI turbo

ignition modelと京商のコラボレーションによるミニカーブランドの「HEADLINER」。モデル製作をignition model、監修およびライセンス管理を京商が行うことにより、日本車以外のモデルを製品化しています。
その「HEADLINER」からルノー 5 MAXI turboが発売されました。2月に購入したまま撮影する機会を逸していたので、備忘録代わりとしてご紹介します。

こちらはルノー 5 MAXI turboを代表する1台。J.ラニョッティのドライブにより、1985年ツール・ド・コルスで優勝したマシンです。
3Dスキャナーによる実車取材とレジン素材を使ったシャープな造形により、イグニッションモデルならではの緻密でクオリティの高い仕上がりになっています。

ドア左右のカーナンバー上部の青い部分にはRothmansの文字が入るため、専用デカールキャンペーン対象モデルとなっていました。
3月にWebの専用フォームから申し込みをして、4月半ばにRothmansの白文字デカールが届けられました。

こちらはPHILIPSカラーのラリー仕様と同時に発売された、レッドカラーに塗られたモデルです。
1985年ツール・ド・コルス優勝車との違いは、前後のライセンスプレートが"Maxi 5 Turbo"となること、フロントのルノーエンブレムがエッチング製になること、そしてテールゲートに"RENAULT"と"Maxi 5 Turbo"のエンブレムが装着されることです。
実車には当時パールホワイトに塗られたプレゼンテーション仕様がありましたが、レッドは存在しないため架空のモデルとなります。数千円のダイキャスト製ミニカーならともかく、フィクションの車両に税込16,740円を支払うのはキツいですね。

メーカーとしては、パールホワイトのプレゼンテーション仕様はすでにSchuco Pro.R 43でレジン製1/43ミニカーが発売されているため、カブりを避けるための選択だったのかもしれません。
しかし、クオリティはHEADLINERのほうが上回っているため、個人的にはあえてパールホワイトで発売して欲しかったですね。今後もブルーのカラバリが予定されていますが、ファンとしては架空のカラーよりも白/黄色/黒のルノー・ワークスカラーに塗られたプレゼンテーション仕様のほうが欲しいのではないでしょうか。

上記のブルーに加え、1985年ツール・ド・コルスのDiacカラーおよび33エクスポートカラーの3台が発売される予定なので、これからも期待したいと思います。

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