三栄書房より「RALLY CARS Vol.11 FORD RS200」が発売されました。
発売からすでに1ヶ月以上が過ぎていますが、先日ようやく購入したので読んでみました。
中身はフォードRS 200の前身となった幻のGr.Bモデル、フォード RS 1700 Tの解説から、当時の関係者が語るフォードRS 200の回顧録、それにグループB廃止のひとつのきっかけとなった1986年ポルトガル・ラリーなど、興味深い内容となっています。
個人的には、ヨーロッパ各国で活躍した競技モデルの解説が楽しめました。また、ドイツ国内ラリーでRS 200を走行中にコ・ドライバーが死亡する事故を起こした、F1ドライバーのマルク・スレールに2ページが割かれていたことにも驚きました。マシンの写真も掲載されているため、資料的な価値もあるのではないでしょうか。