グループ B マニア

先日、フランスのOttOmobile製1/18 Audi Sport quattro S1 RAC 1985 が届きました。

2015年6月の新製品として発売された同製品は、同社の1/18 アウディ・スポーツクワトロS1としては4作目。1985年サンレモ・ラリー優勝車や1986年モンテカルロ・ラリー入賞車に続き、今回はクラッシュしてリタイアした1985年RACラリーのW.ロール車です。

リザルトが悪いためこれまで製品化されていなかった同仕様ですが、トリコロールカラーのラリープレートが良いアクセントになっていて、見栄えのする仕上がりになっています。

生産台数を確認したところ、当初の3,000台から1,500台に変更されていました。3,000台はさすがに多いのでは？と思っていたので、1,500台が妥当な数字なのでしょうね。

デアゴスティーニが発行しているミニカー付きマガジンの「隔週刊ラリーカーコレクション」。
現在も淡々と続けられていて今号が50号目。ミニカーはオペル・マンタ400でした。モデルとなったのはデビュー戦の1983年ツール・ド・コルス仕様で、角目ヘッドライトの初期型です。

「隔週刊ラリーカーコレクション」では、すでにグループBが数種類出ています。ランチア、アウディ、ルノー、プジョー、フォード、MG、そして今回のオペルと続いているので、順当にいけば次はシトロエンBX 4TCか日産240 RSあたりでしょうか。

最近は1/43ミニカーの単価がどんどん上がってきているので、2,086円＋税というリーズナブルな価格はありがたいですね。

ちなみに次回の51号は、ポルシェ959・ダカール (1986)が予定されています。こちらも期待できそうですね。

昨日は、東武百貨店池袋店で開催中の「タミヤモデラーズギャラリー 2015」に行ってきました。

私がはじめて「タミヤモデラーズギャラリー」を訪れたのは、当時中学1年だった1982年。それが記念すべき第１回目と知ったのは後のことでした。数年前に1、2度行けなかった年があることを除けば、基本的に30年以上にわたり毎年見に行っていることになります。

6月27日に1/24スケールのトヨダAA型 組み立てキットが発売されたことを記念して、今年はトヨダAA型の復刻車両とトヨタ・ミライの実車を展示。なかでもトヨダAA型は他を圧倒する存在感を放っていました。

個人的に興味を持ったのは、ホビージャパンが刊行した「CAR MODELING MANUAL グループB 〜公道の怪物たち〜」に掲載された作品が展示されていたことです。

写真左側のアウディ・スポーツクワトロS1は、タミヤの「アウディ クアットロ ラリー」からの改造作品です。スポーツクワトロS1はProfil 24社の1/24レジンキットが発売されていますが、この作品はタミヤのビッグクワトロをベースにショートホイールベース化しているのがポイントです。

この手法は、1986年に二玄社が発売した別冊CGの「WHAT IS GROUP B」にも紹介されています。この本の表紙撮影用にタミヤの社内モデラーがアウディ・スポーツクワトロS1、ルノー ・マキシ5ターボ、プジョー205 T16 E2の3台を製作していて、その製作記事を掲載。アウディの製作記事は後にタミヤニュースの「これだけは作ろう」にも掲載されました。当時私もビッグクワトロのボディを真っ二つにして改造に挑みましたが、もう30年近くそのままになっています。

右側のポルシェ911 SC RSは、タミヤのポルシェ911ターボ '88をベースにした作品。ポルシェ911 SC RSもRenaissance製のレジンキットが発売されていますが、タミヤ製品はプロポーションが良いので、この改造は理想的ですね。

「タミヤモデラーズギャラリー」ではモデラーズコンテストも開催しています。今回個人的にもっとも気に入ったのがこの作品。タミヤのパッケージの世界観を立体化したような雰囲気が素敵でした。

輸入車WEBマガジン「カレントライフ」に、シトロエンBX 4TCのオーナーとして紹介されました。

[世界に30数台・日本に2台「シトロエンBX 4TC」オーナー、北沢 剛司さんへインタビュー@輸入車一期一会]

過去のあやしいクルマ遍歴なども紹介されていますので、もしよろしければご覧になってください。