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2015年03月 アーカイブ

2015年03月01日

特価品は侮れない

先月25日から「ミニカーマガジン」の2015年3月号が配布されています。

今回の私の連載テーマは「思わぬものが将来のお宝に!?」です。
誌面では、以前は特価品として売られていたり、安価ゆえコレクションとして認知されていなかった商品が、時を経て希少価値が認められ、逆にお宝ミニカーになった例などを紹介しています。

こちらの写真は、1970年代から1980年代にかけて発売されたトミカダンディです。ドアやボンネット開閉などのアクションがあるため玩具的な印象はあるものの、車種のセレクトは当時でも他のメーカーとは一線を画するものでした。特に写真手前のロールスロイス・ファンタム鶲などは、4枚のドアと羽型に開くボンネット、それにトランクリッドまで開閉するなど、当時の1/43ミニカーとしては驚異的な内容でした。

こちらの2台のポルシェは、どちらもハイスピード製の1/43ミニカー。どちらも今から10数年前に販売されたもので、価格は税抜き1,800円という安さです。出来は価格を考えれば十分以上で、当時他のメーカーが製品化していなかったスキマ的な車種選定が特徴でした。ミニチャンプス製品などと見比べると当然ながら見劣りするため、コレクター向け製品としてはイマイチの感がありましたが、お買い得感は当時でも随一。現在は気軽に買える値段の1/43ミニカーがなくなってしまっただけに、本当に良い時代でした。

これらの商品は必ずしも「お宝」ではないかも知れません。しかしながら、玩具的な存在だったものや安価で販売された製品が時を経て貴重な存在になった例であることは間違いありません。

1年間にわたって連載したミニカーマガジンの記事も今回で最終回。ミニカーについて好きなように書かせてもらえることなんてめったにないことなので、今回は本当にありがたい機会でした。

2015年03月15日

クオリティと値段が正比例したミニカー

先日、Top Marques製の1/18スケール Audi quattro S1 Winner Pikes Peak Hill Climb 1987を購入しました。

Top Marques Collectiblesは、イタリア BBR Modelsのサブブランドで、1/18スケールミニカーをラインアップしています。日本でもアルファロメオSZやランチア・テーマ8.32などが発売されています。

高品質な1/18レジン製ミニカーのため、申し分ない出来映えです。ただし、定価は199.95 EURで、クオリティに見合った出費が必要になります。

台座はレザー調の素材で覆われており、高品質なミニカーをさらに引き立てています。200台の限定生産のため今回は泣く泣く出費しましたが、今後このクラスのミニカーが増えてくるとお手上げですね。

2015年03月18日

ジュネーブ・モーターショー2015

遅くなりましたが、先日ジュネーブ・モーターショーに行ってきました。

これまで毎年「エフロード」誌で詳しいリポートを掲載していましたが、今年1月をもって「エフロード」が休刊になってしまったため、今年はジュネーブ・モーターショー全体を紹介する機会がなくなってしまいました。行く意味がないので今年は止めようと思ったのですが、ヨーロッパの友人がショー会場に近い格安ホテルを今年も予約してくれていて、おまけに航空券も安かったことから、これが最後のお楽しみと思って行ってみることにしました。

そこで今回は、普段、雑誌などでは書かない私的な取材日記を気ままにやってみようと思います。

[なぜ、ジュネーブに行くのか?]
毎年3月初旬に開催されるジュネーブ・モーターショーは、欧州をはじめとする各国の自動車メーカーが、その年に発売する新型車を発表する場となっているため、重要なモデルの発表が多いのが特徴です。また、フランクフルトやデトロイト、東京などと違って、自国の自動車メーカーが幅を利かせることもなく、各メーカーが平等に扱われていることも魅力のひとつです。さらに近年の東京モーターショーでは見られない高級車ブランドなどもジュネーブには必ず出展するため、必然的に見に行かなければならないショーとなるのです。

[2015年は大豊作]
そんなジュネーブへの旅も今年で21回目となりました。昔、景気が良かった頃は編集・カメラマン・ライターの3人組でショーをまわっているメディアさんもありましたが、孤独な私は昔から3人分の役割をひとりでこなします。すなわち、プレスコンファレンスで同時通訳レシーバーを着用してスピーチを聞き、新型車のアンヴェールの瞬間を写真に撮り、終了後に配布されるプレスキットをゲットするというものです。でも、15分刻みに行われるすべてのプレスコンファレンスでこれを実行するのは不可能なので、優先順位を付けて見てまわります。

2015年のジュネーブは、予想以上の新型車ラッシュだったので例年以上に大忙し。「特にリポート予定がないのでそこまでする必要ないでしょ」と思いつつ、結局いつものようにまわってしまいました。

[プチ編集後記]
今回は行きに乗るはずだった飛行機がストライキで急遽欠航になってしまい心が折れそうになりましたが、振り替えられたチケットに"GROUP B"の文字を発見。グループBマニア的には元気が出ました。

次回は「魅惑のVolkswagen Group Night」をお伝えします。

2015年03月20日

魅惑のVolkswagen Group Night

Volkswagen Group Nightは、モーターショー前日の夜にVWグループが開催するプレゼンテーションです。

グループ各社の新型車がショー本番に先駆けて発表され、プレゼンテーターは各社のCEOが担当。会場のVIP席にはアウディ・クワトロの生みの親であるフェルディナント・ピエヒ氏をはじめ、VWグループの重鎮が勢ぞろいしています。

今回は開始ギリギリに入場したためセキュリティスタッフのガードが堅く、撮影に適した場所に移動できなかったので、仕方なくTVクルーの後方で見ることになりました。案の定、いざプレゼンテーションが始まると良い場面でことごとくTVカメラに邪魔され、ランボルギーニのプレゼンテーションも撮影できずに腐っておりました。そんな状況の中ふと隣を見ると、なんと今プレゼンテーションを終えたばかりのランボルギーニ代表兼CEO、ステファン・ヴィンケルマン氏が私のすぐ側に立っているではありませんか!他ブランドのプレゼン中のため話しかけるのは自粛しましたが、なんとも不思議な感覚でした。
この後も「Sorry!」と言いながら私の場所に割り込んできた男性がいて「何だよ」と思っていたら、スペインの自動車メーカー [SEAT] のプレゼンテーターとしてそのままステージに上がってびっくり。実はSEATの代表兼CEO、Jürgen Stackmannさん本人でした。どうやら私が紛れ込んだ場所は、何気にVIPエリアだったようです。撮影には不向きでしたが、見学するには最高の場所でした。

そして、Volkswagen Group Nightの最大のお楽しみが、プレゼンテーション終了後の歓談タイムです。翌日発表予定の新型車に直に触れられるほか、ショー会場ではじっくり撮れないようなディテールも撮り放題です。
でも、一番の驚きは、各社のCEOがクルマの横で普通に飲食しながら歓談していること。フォルクスワーゲンのヴィンターコルン会長こそ記者の囲み取材に追われていましたが、前述のステファン・ヴィンケルマン氏やポルシェの代表兼CEOのマティアス・ミューラー氏などは終始リラックスムード。その気になれば話しかけることも可能でした。普段は広報経由で取材申請をしなければ絶対に時間をつくってもらえない方々に気軽に話しかけられる機会なんて、このイベントくらいしかないでしょう。

ショー前日にして濃すぎる内容が特長のVolkswagen Group Nightは、こうして夜遅くまで多くの関係者達で賑わうのでした。

2015年03月25日

各社の個性が表れるプレスコンファレンス

[ド派手な演出で幕開け]

ショーの初日はメルセデス・ベンツのプレスコンファレンスからスタートしました。

最初にステージに登場したのが、レーシングマシンのMercedes-AMG GT3。ダイムラー会長のディーター・チェッツェ氏は、「レーシングカーの爆音で皆さんにお目覚めを」と言っていましたが、確かに朝イチの爆音は強烈なインパクトがありました。このMercedes-AMG GT3はグリルが極初期の300 SLレーシング仕様と同じ縦ラインになっているのが特長です。今後、メルセデスが縦ラインのグリルデザインをどのように展開していくのか注目です。

そして、同社が発表した大物モデルがメルセデス・マイバッハ S 600プルマン。以前のメルセデス・ベンツ600プルマンに乗っていたジョン・レノンにあやかって、ビートルズのコピーバンドの生演奏とともに登場という意表をつく演出でした。2002年にジュネーブでマイバッハ57/62がデビューしたときは厳かなオーケストラ音楽とともに登場したことを思うと、かなりの変化球です。

蛇足ながら、2002年のお披露目の際には、プレスコンファレンス終了後に白いドレスを着た女性たちがシャンパンを持って来場者に振舞うことになったのですが、ひとりの女性がお盆をひっくり返してシャンパングラスが割れる音が響き渡るという不祥事がありました。今回はそんなアクシデントもなく、レーシングカーからリムジン、Vクラスのプラグインハイブリッド車までバリエーション豊かなモデルが一斉に並び、壮観そのものでした。

[マクラーレンらしいブース設計]

毎年ジュネーブで新作を発表するマクラーレンは、今回500台限定の675 LTをデビューさせました。LTとはLong Tailの略で、会場にはマクラーレンF1 GTRも展示。また、サーキット専用車モデルのマクラーレンP1 GTRも展示されていました。

ところで、マクラーレンはフェラーリやアストンマーティンなどとともにブース内の入場者が増えすぎないよういつも気を配っているメーカーのひとつで、ブースの出入り口にカウンターを設置して入場者の入出場の確認を行っています。しかし、今回のマクラーレンは画期的なブース設営を行いました。それが、入口と出口を完全に分離したことです。これにより1箇所しかない出入り口が人々で混雑することを解消し、スムーズな動線を実現していました。ブース内の人々の動線にまで気を配るとは、さすがマクラーレンと感心してしまいました。

[印象に残るCEOのスピーチとは]

プレスコンファレンスは各社のCEOが自ら行うことが多く、大メーカーではテレプロンプターを使いながらCEOがスピーチ原稿を話すことがほとんどです。

中小のメーカーになると、今年創立50周年を迎えたアルピナのアンドレアス・ボーヘンジーペン氏やRUFのアロイス・ルーフ氏のように、メモを補助的に使ってスピーチを行っています。

しかし、ケーニグセグのCEO、クリスチャン・フォン・ケーニグセグ氏はそれらをまったく使いません。今回ハイブリッドスポーツカーの「レゲーラ」を発表した際も、自分でクルマのリアウィングを持ち上げたり、充電ソケットを開いたりしながら新型車を解説。これは自身の中に伝えたい内容が溢れているからこそ可能なことで、ケーニグセグ氏の見た目の迫力も相まって毎回強いインパクトを与えています。世界最速を競うスーパースポーツカーメーカーにふさわしい情熱的な姿が印象的でした。

2015年03月26日

英国車の元気の良さに驚き

[一年中花見が可能なロールス・ロイス]

まず、ショー開幕前に発表されていたロールス・ロイス・ファントム "セレ二ティ"は、特注製作を行う同社のビスポーク部門が製作した和風な内外装で注目を集めました。特に後席部分には着物に使われるシルクをふんだんに使い、ルーフからドアまで桜の木をあしらっています。同社では全世界で販売された車両の実に85%にビスポークが施されているとのこと。クルマで日本文化を再現したこのロールス・ロイスは、日本人にとっても誇り高い存在です。

[ショーの目玉となったベントレー]

ベントレーが突如発表したコンセプトモデルの「EXP 10 Speed 6」は、まさに衝撃的なデビューでした。現行のコンチネンタルGTよりもコンパクトな2シータークーペのダイナミックなデザインは多くの人々を魅了していました。

リアにはトランクがなく、ガラスハッチを開いてラゲッジルームにアクセスする方式も同社としては異例です。実はこのモデルには豪華なカタログが用意されていて、オーナーらしいVIPな上得意客は展示エリアに優先的に通され、さりげなくカタログが手渡されていました。まったく羨ましい限りです。

[お祭り状態のアストンマーティン]

今回もっとも度肝を抜かれたメーカーがアストンマーティン。同社は毎年ジュネーブで新型車をお披露目していますが、今回は様相が違いました。会場に展示された新型車は、サーキット専用モデルの「ヴァルカン」、GT3競技車両のロードゴーイングモデルといえる「ヴァンテージGT3スペシャルエディション」、クロスオーバーSUVのようなラグジュアリーGTの「DBXコンセプト」、さらに2014年に発表された4ドアモデルの「ラゴンダ・タラフ」まで展示されていたからです。アストンマーティンが一気にこれだけの新型車を発表・展示するのは例がないため驚愕しました。

[サーキット専用モデルは定番となるのか?]

アストンマーティンが発表したサーキット専用モデルの「ヴァルカン」は、24台の限定生産。一方、マクラーレンのブースに展示されていたサーキット専用モデルの「P1 GTR」は、P1を注文したオーナーのみ購入できるモデルです。公道を走行できないサーキット専用モデルは、フェラーリFXXにはじまり、パガーニ・ゾンダRおよびゾンダRevolucion、ランボルギーニ・セストエレメントを経て、ついに英国ブランドにも飛び火。今後、このような富裕層専用モデルが定着していくのでしょうか。

[唯一無二のラゴンダ]

アストンマーティンの新作のなかでもっとも興味を惹いたのが「ラゴンダ・タラフ」です。ウィリアムズ・タウンズが設計し、1976年に登場した「ラゴンダ」のオマージュ的作品ともいえるこのモデルは、当初は中東向けといわれていました。今年2月末に中東以外の地域への販売と右ハンドル仕様の製作をアナウンスしたことから、ジュネーブにも展示されることになったようです。資料を見ると、追加された販売地域に日本の文字がなく、残念ながら日本への上陸はないかも知れません。

実車の印象は、旧ラゴンダのような極度にエッジの立ったデザインではないものの、ボディの長さが印象的で只者でない強烈なオーラが漂っています。気になるリアの居住性は、実際に座ってみると4ドアのラピードSのような囲まれ感はなく、ゆったりくつろげるものでした。また、リアエンターテインメントシステムは着脱可能なタブレット式となっていたのも意外な発見でした。

[6×6のディフェンダー]

英国のKahn Designが出品した"Huntsman Concept"は、ランドローバー・ディフェンダーをベースにした6×6のコンセプトモデル。ノーズは400mm長く、リアキャビンを1,000mm延長したこのモデルは、430馬力のGM製6.2L V8エンジンを搭載しています。一見して分かるようにメルセデス・ベンツG 63 AMG 6×6に触発されて製作したのは明らかで、カタログにはG 63 AMG 6×6と同様の4ドアピックアップ仕様も掲載されていました。

[ついに大団円を迎えるディフェンダー]

ランドローバーのブースには3種類の個性的なディフェンダーが展示されていました。これらは限定モデルの「ヘリテージ」「アドベンチャー」「オートバイオグラフィー」で、2015年末で英国での生産を終了するディフェンダーの実質的な最終モデルです。

なかでも、個人的にはプリプロダクションモデルの"HUE 166"をイメージしたヘリテージ・エディションに強く惹かれました。グラスミア・グリーン・メタリックのボディカラーとアラスカ・ホワイトのルーフカラーの組み合わせが絶妙で、様々な特別装備がコレクターズアイテムとしての価値を高めています。ボディは写真の90と110が設定され、今年8月から発売予定。67年にわたる歴史の締めくくりに相応しいモデルといえるでしょう。

2015年03月27日

レストア車の展示にも注目

会場に展示されているクルマは新型車だけではありません。ブランドを強く印象づける存在としてクラシックカーが重要な役割を果たしている場合があります。

[2015年版のDS 21 Pallas]

シトロエンから分離して新ブランドとして誕生したDSは、今回のジュネーブがお披露目とあって気合いの入った展示を行っていました。特にこのDS 21 Pallasは、単なるレストア車ではなく、"2015年版"としてボディカラーを新型DS5のイメージカラーであるインク・ブルーとして、内装も新たに最高級セミアニリンレザーで仕立て直したもの。ある意味、オーバーレストレーションではありますが、今年で生誕60周年を迎えるDSに新たな息吹を吹き込むという意味で記念すべきモデルといえるでしょう。

[Borgwardの復活]

これはBorgward AGのブースにただ1台展示されていたイザベラ・クーペです。Borgwardは1919年から1961年まで活動していたドイツの自動車メーカーで、半世紀の時を経て復活することを発表しました。今回間に合わなかった新型車は今年9月のIAA(フランクフルト・モーターショー)に展示するとのこと。ジュネーブではイスパノ・スイザのように、往年の名門ブランドが復活を高らかに宣言したものの、後は鳴かず飛ばずでいつの間にか姿を消していることがよくあります。Borgwardの場合は、創業者の孫であるChristian Borgward氏が社長となり、すでに2005年からブランド復活に向けて活動していたとのこと。とりあえず今後の展開に要注目ですね。

[RUFでは911タルガを展示]

日本でも人気の高いRUFは、チューニングだけでなくクラシック・ポルシェのレストアも行っていて、彼らがレストアしたポルシェ901の作業内容はRUFのホームページにも紹介されています。今回のジュネーブで展示していた911タルガは、まさに2009年のジュネーブでRUFが発表した「eRUF グリーンスター」のカラーそのもの。欧米で過熱しているクラシックカー需要を考えると、今後はクラシックカーのレストアが彼らの重要な事業のひとつになりそうですね。

[BRABUSはレストアも得意]

ブラバスといえば、メルセデス・ベンツの代表的なチューナーのひとつで、smartでついにダイムラーと正式にコラボしたのは周知の通り。そのブラバスが以前からジュネーブに毎年持ち込んでいるのがフルレストアしたメルセデスのクラシックモデルです。

"BRABUS Classic"として展示されていた車両は、280 SE 3.5カブリオレと280 SL、300 SLロードスターの3台で、いずれも来場者の注目を集めていました。

ご覧の通り、新車と見間違えそうな完璧な仕事ぶり。ブラバスではできるだけオリジナルパーツを使ってレストアを行うほか、彼らが得意とする革張り作業や塗装などをはじめ様々な特別注文に応じてくれるとのこと。実際にレストア車の販売も行っているので、気になる人は問い合わせてみてはいかがでしょうか。

2015年03月29日

プレスデイと一般日で異なる展示車両

モーターショーでは日によって展示車両が異なることがあり、「後で撮ろう」と思っていた車両がいつの間にか姿を消していることがあります。例えば2007年の東京モーターショーでは、プレスデイで展示されていたランボルギーニ・レヴェントンが一般日には姿を消していました。

写真のフォード・シエラRSコスワースは、フォードのプレスコンファレンスのために用意された車両で、早々に姿を消してしまいました。

メルセデス・ベンツが発表したG500 4x4²もプレスデイでのみ展示された車両です。

G500 4x4²は、単純にG 63 AMG 6×6を4輪版にしたモデルかと思っていました。しかし、足回りはまったくの別物で、1つの車輪に2つのダンパー/スプリングがセットされています。この展示車両も一般公開日には同じボディカラーのGクラスに差し替わっていました。

最後は、今回ランボルギーニが発表したアヴェンタドールLP750-4 スーパーヴェローチェです。プレスデイのときはイエローでしたが、一般日にはレッドに替わっていました。

変更された展示車両を間違い探しのように見つけることも、モーターショーの密かな楽しみ方です。

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