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2015年01月 アーカイブ

2015年01月03日

年頭所感 -2015-

あけましておめでとうございます。

昨年は、雑誌のフランス車特集に関連して『Tipo』で私のシトロエンBX 4TC、『NAVI CARS』では私のクルマとともに私自身も誌面で紹介してくださり、おかげさまで楽しい体験をすることができました。

私自身にとっては、雑誌の撮影やイベントなどで素敵なオーナーさんたちと知り合いになれたことが最大の収穫でした。趣味のクルマを持つということは、クルマ自体の楽しさ以上に、いろいろな方々と趣味でつながる歓びがあることを改めて感じた1年でした。

2015年は、シトロエンBX 4TCの生誕30周年となる節目の年でもあります。

2012年のシトロエンBX 30周年のときは世界でも日本でもいろいろな記念イベントが開催されましたが、シトロエンBX 4TCの30周年記念イベントはたぶん開催されないでしょう(笑)。

とはいえ、表舞台に立つことなくひっそりと消えたグループBとして語り継がれてきた伝説の1台であることは間違いないので、この機会に改めてトリビア的な小ネタでも紹介したいと考えております。

今年もよろしくお願いいたします。

グループBマニア
代表 北沢 剛司

2015年01月07日

グループBとレジン製ミニカー

先月25日から「ミニカーマガジン」の2015年1月号が配布されています。

今回の私の連載テーマは「究極はワンオフモデル?」です。
誌面では、ダイキャスト製に代わって近年レジン製ミニカーが増えてきた理由や、私がかつて注文したワンオフのミニカーについて触れています。

もともと少量生産向きのレジン製ミニカーは、大量生産前提のダイキャストモデルでは採算が取れないような車種でも製品化できるのが最大のメリットです。レジン製ミニカーが主流になったことは、グループBファンはもとより、カルトカー好きにとっても朗報といえるでしょう。
ちなみに写真は、Ottomobile製1/18 シトロエン BX 4TCと、Hi-Storyの1/43 トヨタ・セリカ・クーペ 1800 GT-TSです。

こちらの写真は、アウディ・スポーツクワトロS1のレジン製品を集めたもの。奥の一番大きな製品はOttomobileの1/18ミニカー。エンジンルームを再現したものは1/24スケールのProfil 24製レジンキットを完成させたもの。左手前の左右ドアが開いたものは1/43のプロヴァンスムラージュ製キットベースの完成品。そして手前の一番小さなものが1/87のスパーク製ミニカー。アウディが海外で報道関係者向けに配布したプレスキットに、1/87 アウディRS5とともに付属していたものです。

撮影のため、仕様はすべて1986年モンテカルロ・ラリーのW.Rohrl車に統一しています。誌面ではワンオフ製作したミニカーを説明するため1/24と1/43スケールの2台のみ掲載しましたが、写真の4台に1/43スケールのスターター製ミニカーと1/32スケールのTEAM SLOT製スロットカーが加われば言うことなしですね。

1/24と1/43のモデルは、どちらも海外のモデラーがキットをベースに完成させたもの。1/43のほうは左右ドアを開いた状態にカスタマイズしています。製作費用がリーズナブルなため注文したのですが、そのクオリティは残念ながら価格相応でした。ボディはウレタンクリアを使った鏡面仕上げのため見栄えは良いのですが、細部の塗装や接着などの処理が甘く、全体的にざっくりとした作風でした。その意味では、日本人プロモデラーのほうが総じて仕上げが丁寧で、細部まで目が行き届いているように思えます。

とはいえ、いざ自分で作ろうと思っても完成まで数年かかるか、あるいは頓挫してしまうことのほうが多かったりします。それを思えば、決められた納期で完成してくれるモデラーは、やはりありがたい存在ですよね。

2015年01月17日

巨大なウィングに惚れ惚れ

フランスのOttOmobile製1/18 Peugeot 405 Pikes Peak が届きました。

モデルとなったのは、A.ヴァタネンのドライブにより1988年のパイクスピーク・ヒルクライムで優勝したプジョー405 T16です。
前後の巨大なウィングが特徴的なマシンですが、意外にも製品化されたミニカーはほとんどなく、かつてマジョレットが1/24スケールのダイキャストミニカーをリリースしていた程度でした。

マジョレット製品のディフォルメの効いたウィングの印象が強いため、「ずいぶんアッサリしているなぁ」というのが第一印象です。実車を見ていないので分かりませんが、実際のボリューム感はこんな感じなのでしょうね。

2015年01月27日

ランチア・ラリーの最新本

三栄書房より「RALLY CARS Vol.07 LANCIA RALLY 037」が発売されました。
ランチア・ラリーの生い立ちから晩年のプライベーターによる活動まで様々な切り口で紹介しています。
個人的には、037ラリーの生みの親といわれるセルジオ・リモーネをはじめ、当時の関係者へのインタビュー記事がもっとも楽しめました。

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