Ottomobileの1/18 ルノー Maxi 5ターボが発売されました。
同社のルノー Maxi 5ターボは、これまで1986年ツール・ド・コルスで2位入賞したDiacカラーのF.Chatriot車、1985年ツール・ド・コルスで優勝したPhilipsカラーのJ.Ragnotti車、それに1985年ツール・ド・コルスに出場したD.Auriolの"33" exportカラーの3種類が発売されています。第4作目となる今回は、C.Sainzが1986年にドライブしたスペイン・ラリー選手権のGarriguesラリー仕様。ホワイト/イエロー/ブラックのルノーワークスカラーをベースにしたカラーリングが特徴です。
モデルとしてのクオリティは高く、値上がり傾向が続くミニカーの世界ではお買い得感があります。その一方、製造面でのクオリティは決して良いとはいえません。私が購入した個体では、計4枚のマッドフラップのうち3個の接着が取れており、フロントの丸型ライトも触った途端に外れてしまいました。同社は全体的に部品の接着が弱いようで、特にラリーカーの製品はこれまでも運搬中に部品が脱落してしまうことがありました。接着剤で簡単に修復できるので個人的には大した問題ではありませんが、開封したときに部品が脱落しているような製品は基本的にクレーム対象でしょう。
日本では国際貿易が取り扱いを開始して先日の全日本模型ホビーショーでも展示されていましたが、このような不具合が少ないことを願っています。