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M2とユーノス・ロードスターの思い出

先日、ユーノス・ロードスターに乗る友人と一緒に、マツダ横浜R&Dセンターで開催された「2013 Roadster展」を見学してきました。

この展示会は、ユーノスおよびマツダ・ロードスターのオーナーズクラブであるRoadster Club of Japan(RCOJ)が開催したもの。今回のテーマは、1990年代前半にマツダが新たな商品企画の一環として立ち上げた「M2」でした。

世田谷区砧のM2ビルで活動を行っていたM2は、大企業の組織では実現できない少量生産のスポーツカーをいくつも企画するなど、ユニークな活動で知られていました。残念ながらマツダの経営悪化に伴い1995年に活動を休止し、個性的な建物のM2ビルも現在は別の会社が斎場として使用しています。

会場では、ユーノス・ロードスターをベースにM2が企画発売したM2 1001、M2 1002、M2 1028の3種類のモデルが揃い、さらにM2の試作車を具現化した車両も展示されていました。

このM2 1006は、ユーノス・ロードスターにルーチェ用の3リッターV6エンジンを搭載し、和製コブラを目指したモデル。M2 1006は結局市販されなかったため、この個体はM2 1028をベースにM2 1006のエクステリアを再現したレプリカです。

このM2 1008は、ご覧の通り独自のクーペボディを纏ったモデル。M2 1008も試作車しかないためこの個体もレプリカですが、試作車を実際に具現化してしまう熱意には脱帽です。

今回の展示車のほとんどはRCOJメンバーの愛車で、いずれも誕生から20年以上経つモデルながらコンディションの良さが印象的でした。オーナーの愛情が感じられるクルマの展示会は素敵ですね。

私にとって会場となったマツダ横浜R&Dセンターを訪れたのは実に24年ぶり。前回訪れたのは、1989年9月のユーノス・ロードスター正式発売前に開催された内覧会でした。このとき私はまだ10代だったにも関わらず、ユーノス・ロードスターへの購入意欲がどうしても抑えきれず購入寸前までいきました。結局は支払い切れないことが分かったので断念しましたが、あの時のように購入への衝動を抑えきれないようなクルマにまた出会ってみたいものです。

コメント (2)

paleblue:

先日はありがとうございました!

私の周りでも「ロードスターは初代に限る!」という方が本当に多くて、その情熱に圧倒されています。

ちなみに…内覧会のときは何色を買う前提で考えていたのですか?ちょっと気になります。

グループBマニア:

paleblue さん

こちらこそご一緒できて楽しかったです。

私も3世代のなかでは初代のNAが好きですね。2台目のNBだとロードスタークーペやロードスターターボの変わり種にいってしまいそうです。

ちなみに欲しいと思っていたボディカラーはマリナーブルーです。鮮やかな青色の印象が強烈でした。

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2013年07月30日 09:34に投稿されたエントリーのページです。

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