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コルシカ島のビール

ここ数年、ジュネーブ・モーターショーに行った際には、ホテルの近くにあるカルフールで缶ビールをお土産に買うのが個人的な定番で、機会があるときに妻と一緒に飲むのを楽しみにしています。そして今回はじめて買ったのが、この"BIERA CORSA Pietra"(ピエトラ)です。

このビールは、ほかの銘柄に比べてやや高めの価格なので美味しいのでは?という単純な理由で選んだため、何の予備知識もありませんでした。ところが、帰国して調べてみると、Pietraはフランスのコルシカ島で醸造されている、モルトと栗の粉を発酵させたビールであることが分かりました。

コルシカ島といえば、かつてWRC(世界ラリー選手権)の1戦としてツール・ド・コルスが開催されていたため、モータースポーツファンには馴染みの深い場所。特にグループB時代には、事実上公道レースのような特殊なイベントゆえに1985年と1986年に重大事故が発生し、グループB廃止の原因となったイベントとしても忘れられません。

今日5月2日は、ランチア・デルタS4に乗るヘンリ・トイボネンが、1986年のツール・ド・コルスの競技中に事故死してから27回目の命日。今夜はコルシカ島生まれのPietraを飲みながら、事故直前まで圧倒的な速さを見せていたトイボネンの伝説的な走りに想いを馳せてみましょうか。

コメント (2)

ドンちゃん:

モルトと栗の粉・・・どの様な味なんでしょうか?

モルトのお酒は良く飲みますが・・・
お酒の原産地の事を調べ 思いを馳せながら楽しむのは素晴らしいですね。 酔い心地も急加速!!

グループBマニア:

ドンちゃん さん

確かにこれまで味わったことのない個性的なビールでした。独特の香りがして美味しかったです。
コルシカ島に行く機会があったら、事故現場に建つ石碑への献花と、このビールは外せないですね。

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2013年05月02日 12:58に投稿されたエントリーのページです。

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