昨年6月の「シトロエンBX 30周年記念イベント」のために突貫工事でシフトノブ剥離修理を行ったBX 4TCですが、実は「カーグラフィックTV」の撮影途中にシフトノブが剥離する事件が発生していました。
走行シーンを撮影するためシフトノブに手を伸ばしたところ、瞬間接着剤で修理した部分からの剥離に加えて、新たな部分からの剥離も発生。結局イベント終了時には以前より悲惨な状態になってしまいました。
そのため、昨年秋からは暫定的にeBayで購入したシフトノブを装着して走っていたのですが、今回新たに某専門誌でキチッとした撮影を行うことになったため、再びシフトノブの修理を行うことにしたのです。
この写真はすでに組み立てをはじめた後の写真ですが、以前より破片が細かくなってしまったため、ひとつひとつの破片を元の場所に収めることさえ困難な状況になってしまいました。
なんとか各パーツを合わせてみたのがこの写真。去年6月のイベントで数時間だけ人目に触れたのがこの状態です。
今回は瞬間接着剤の代わりにエポキシ系接着材を使用しましたが、破片自体が脆くなっているため、接着中に別の箇所が剥離してしまうことも珍しくありません。
今回はパーツ間のすき間がとても気になったので、新たにエポキシパテを使用してすき間を埋める作業を行いました。
まだ作業途中ですが撮影は今週中なので、果たして間に合うのかどうか……。
コメント (2)
土器かなにかの復元のようだ。復活すると良いですね。
投稿者: はる工房 | 2013年01月23日 19:29
日時: 2013年01月23日 19:29
はる工房 さん
あまりにも破片が細かすぎて心が折れそうになりましたが、なんとか復活できそうです。
投稿者: グループBマニア | 2013年01月25日 02:11
日時: 2013年01月25日 02:11