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聖地巡礼!ですが……。

フランクフルト・モーターショーは世界最大規模のショーとはいえ、さすがに丸2日間朝から晩まで見ていると、いい加減煮詰まってしまいます。

招待日となる3日目の木曜日も会場入りしたのですが、さすがに見飽きてしまったので、急遽予定を変えて鉄道で小旅行することにしました。


目的地はココ。
ミニカー好きにとって聖地ともいえる。ミニチャンプスの本社兼ミュージアムです。

ミニチャンプスの本社がアーヘンにあるのは知っていましたが、地図上ではベルギーやオランダとの国境に近く、気軽に行けそうな感じではないので敬遠していました。でも、モーターショー会場でなんとなく時間をつぶすよりは未知の世界にチャレンジしたほうが面白いだろうと判断し、『世界の車窓から』を実行することにしました。

フランクフルト中央駅にあるDB(ドイツ国鉄)の情報端末で調べると、フランクフルトからアーヘンまでは約2時間くらいで行けることが分かったので、その端末で往復切符を購入し、とりあえずケルンまでICEに乗り、ケルンから普通列車に乗り継いでアーヘンに向かうことにしました。



ICEの遅れでケルンでの乗り継ぎができないなど途中バタバタしましたが、なんとかアーヘンに到着。この駅舎はアーヘン中央駅ですが,結構こじんまりとした駅でした。

そして駅からタクシーに乗って約10分後、工業団地の突き当たりにミニチャンプスの本社がありました。


「ついに来た〜!」と興奮したのもつかの間、辺りはシーンと静まり返っています。ミュージアムも電気が消され、社屋内にも人の気配がありません。

イヤな予感です。

そう、ミニチャンプス・ミュージアムの開館日は毎週金曜日だったことを思い出しました。
そして訪問したのは木曜日です。トホホ……。

仕方ないので、事務所にいた若者にタクシーを呼んでもらって駅までUターンしたのですが、タクシーを待っている間に外から盗み見したミュージアムは、それなりに見応えのある内容でした。次回はしっかり計画して行くことにしましょう。

それにしても、ミュージアムが開館していないことを差し引いても、ミニチャンプス本社の静寂さは強烈な印象でした。モダンな社屋とは対照的に、受付はおろか人の出入りがほとんどない無機質な雰囲気に、世界的なトップメーカーの知られざる一面を見てしまったような気がします。それとも、単にオクトーバーフェストで社員のほとんどが休暇を取っていたのでしょうか?

結局、時間が余ってしまったのでケルン大聖堂を見てからフランクフルト経由でホテルに戻りました。そして、電車賃で散財してしまったので近所のスーパーで夕食を買い、部屋で家飲みです。


ユーロ安のため、500mlの缶ビールが約90円、750mlのSekt(スパークリングワイン)が約400円程度で買えるので、飲まない手はありません。個人的に大好きな酸味のあるクリームチーズと煮凝りハムのシンケンアスピック、それにパンを買っても全部で1000円以下です。

成城石井やクイーンズ伊勢丹の約1/4程度の値段なので毎回必要以上に買ってしまい、飲み過ぎ・食べ過ぎになってしまうのが難点でした。

コメント (2)

paleblue:

minichampsにも行ったのですね。コレクターにとっては聖地巡礼ですね(笑)

ケルンの大聖堂は僕も行きました。もちろん、てっぺんまで行きましたよ!

paleblue さん

ケルン大聖堂は、あまりの大きさに圧倒されました。

登頂したかったのですが、モーターショー会場でメルセデスの全モデルのカタログをもらってしまい、トローリーを引いていたので断念しました。

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2011年10月01日 23:33に投稿されたエントリーのページです。

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