フランクフルト・モーターショー(IAA)のもうひとつの楽しみは、会場限定で発売されるミニカーの購入です。
ドイツはミニカーのメーカーも多いため、実車のデビューと合わせてミニカーも発売されるケースがあるからです。
これはプレス向けに配布された、VW特注ヘルパ製1/87スケールのVW up!です。
VW史上もっともコンパクトなモデルとして発表されたVW up!は、5ドアのcross up!やスポーツバージョンのGT up!など、今すぐ追加されそうなバリエーションも展示されて大きな話題を呼んでいました。
こちらは、500個限定で発売された、メルセデス特注ヘルパ製1/87スケールのメルセデス・ベンツSLS AMG ロードスターです。
同じカラーのミニチャンプス製1/18スケールミニカーも150台限定で発売されたのですが、プレスデイ初日にショップを訪れたら1時間で完売したと言われました。それだけの数が1時間で売れるとは考えにくいので、ごく少量を売って一般日にまわしたのではないかと思いますが、レア物であることは間違いないですね。
こちらは、BMW特注のJADA製1/43スケールのBMW Vision EfficientDynamicsです。
映画「ミッション・インポッシブル4」の劇中車となった、ガンメタリックのボディカラーの仕様です。
前回のIAAでは、BMW Vision EfficientDynamicsの1/43ミニカーが750個限定で発売されたものの即完売して買えなかったのですが、今回は在庫が豊富に用意されていてようやく買うことができました。よく見ると前回のモデルとはメーカーが違うようで、値段も半額程度でした。
こちらは、IAAがワールドプレミアとなった新型ポルシェ911(991)のポルシェ特注ミニチャンプス製1/43スケールミニカーです。
実車のコードネームに合わせて991台限定で販売されたこのモデルは、台座に1台1台シリアルナンバーが印刷されています。今回はミニチャンプスの出店がなく、毎回恒例のIAA限定ミニカーが製作されなかったため、このミニカーが実質的にIAA限定のミニカーといえそうです。
最後は、ポルシェ911と同様に実車と同時に発売された、1/43スケールのベントレー特注新型ベントレー・コンチネンタルGTCのミニカーです。
こちらの生産数はなんと50個。初日に買おうとしたら完売といわれて諦めていたのですが、帰国日の朝イチに再度会場入りして訊ねたところ、1個だけ購入することができました。どうやら1日あたりの販売個数を制限して、一般公開日まで在庫を温存していたようです。
生産数が50個とあまりにも数が少なく、値段も高かったので、てっきりレジン製かと思ったのですが、モデル自体はミニチャンプス製で、ボディもダイキャストでした。生産数が少ないのは、実車のデビューに間に合わせるため、テストで射出成形したボディを使って突貫工事で製作したためでしょうか?なかなか謎が多く興味深い製品です。
コメント (2)
会場限定のミニカーを手に入れるのも、海外のモーターショーならではの楽しみですよね。
コンチネンタルGTCの仕上がり具合が気になります。今度見せてくださいね〜。
投稿者: paleblue | 2011年10月10日 09:12
日時: 2011年10月10日 09:12
paleblue さん
コンチネンタルGTCはパッと見は普通です。ミニチャンプスの通常品が出たら見比べてみたいですね。
50個という生産数も、派手に転売されないようにあえて数を絞ったのでしょうか?
投稿者: グループBマニア | 2011年10月11日 21:50
日時: 2011年10月11日 21:50