ラリーにグループBの熱狂が復活?
先日、フランクフルト・モーターショー(IAA)に行ってきました。
会場で見たグループB車両については改めて紹介しますが、まず個人的に気になったのは、ロータスが発表したエキシージ R-GT。
このエキシージ R-GTは、ロータスがFIAのR-GTクラスに参戦可能なラリーカーとして製作したもので、同時に発表された新型エキシージSと同じ350PSの3.5リッタースーパーチャージドV6エンジンをミドシップに搭載する2輪駆動GTマシンです。
そして、プレスデイ初日に極私的に度胆を抜かれたのが、エキシージ R-GTの横に展示されていたGr.2のタルボ・サンビーム・ロータスです。
朝イチに会場入りして、最初に撮影してしまったのがこのクルマでした。
展示車両は、1981年のモンテカルロ・ラリーで2位に入賞したG.フレクラン/J.トッド組のマシンで、エキシージ R-GTのお披露目に関連して展示されたもの。
一般公開日には現代のロータスF1マシンに差し替えられたため、プレスデイのみのお披露目でした。
いずれにしても、エキシージ R-GTが出走すれば、実にランチア037ラリー以来のミドシップ2WDマシンがFIAのラリーイベントに復活することになります。
GTマシンの登場によって、ラリーがかつてのグループBのような賑わいになることを期待したいですね。