スポーツクワトロのレア物ミニカー
先日eBayで落札したミニカーがドイツから届きました。
今回購入したのは、スパーク製の1/87 アウディ・スポーツクワトロ。
スパークからは通常品としてホワイトが発売される予定ですが、今回のモデルはグリーン。単なるカラバリかと思っていたら、実はアウディのmuseum mobileによる特注品で、限定数は214個。しかもひとつひとつに手書きのシリアルナンバーが記されるのがポイントです。ちなみに入手したモデルは030/214でした。
今回はなんとか入手できましたが、今後も同じようなカタチで限定販売が繰り返されると、頭を痛めることになりそうです。
そういえば、昨年はこんなアイテムを購入していました。
これはアウディ100周年を記念した製作された、アウディTT- RSの限定プレスキットです。
スパーク製の1/87 アウディTT- RSとスポーツクワトロ、それに広報写真を収めたUSBメモリーがアルミ製のケースにセットされたもので、プレス向けに少数が配布されたアイテムです。
このプレスキットは計7タイプ、カラバリを含めると実に9種類が製作され、一部はmuseum mobileでも販売されました。そのとき、A4オールロードクワトロ/クワトロのセットはなんとか購入できたのですが、Q7/クワトロ・ラリー仕様のセットは完売で涙を飲んだ記憶が甦ります。
ところで、最近購入したグループBミニカーの大物は、オートアート製の1/18 アウディ・スポーツクワトロ #5 1984サンレモラリーです。
カーNo.5のW.ロール車はクラッシュしてリタイアしているので、なぜリザルトの悪いサンレモ・ラリー仕様をモデル化したのか疑問なのですが、気になったのはフロントのアンダーガードがカーボン模様の黒いカバーになっていたことです。
改めて1984年サンレモ・ラリーの画像や映像を確認してみましたが、W.ロールもS.ブロンキストの車両も白いアンダーガードを装着していて、形状自体もまったく異なるものでした。
オートアートは昔からリサーチ不足が原因と思える設計ミスをやらかすことがあるのですが、いまだに改善されていないことに正直驚きました。製品自体のクオリティは素晴らしいのにいまだにブランド力に欠けるのは、こういう詰めの甘さにあるのではないでしょうか。
この後、1985年モンテのS.ブロンキスト車が予定されているのですが、もうすぐ発売されそうなので改善は難しそうです……。