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クラッチ調整の顛末

今回のクラッチ修理は、まずトランスミッションを分離することからはじまりましたが、クラッチの摩耗はそれほどではなかったので、再度組み付けて終了かと思われました。

実際にトランスミッションを元通りに組み付けたところまでは順調だったのですが、問題となったのは、もともとレリーズシリンダーはほとんどストロークしない状態にセッティングされていたため、ペダルから足を放しても油圧が抜け切らず、常にスラストベアリングを押した状態になっていたことです。そこでレリーズシリンダーに本来のストロークをさせようとすると、今度はクラッチがまったく切れなくなってしまうという具合。

写真の通り、トランスミッション内から出ているレリーズフォークはスラストベアリングからの支点から長すぎるため、レリーズシリンダーのピストンが押し切れない状態になっていました。
主治医が試行錯誤した挙げ句、現状では元のセッティングに戻すしかないという結論に達し、次回、新品のクラッチを取り付けたときに再度調整し直すということになりました。

これも、シトロエンSM用トランスミッションを流用し、とりあえずホモロゲーションを取得するためにその場しのぎで製作した結果なのでしょうか?
製作元のユーリエに聞いてみたいところです。

コメント (7)

GZ20:

ご無沙汰です。
車両帰還との事、とりあえずよかったですね。

問題が残っているようで・・・街載り(これからの時期)はやや不安ですな・・・。

我がネオ旧車も放置帰還があった為か、先週末にエンジンが起動せず・・・ジャンプスタートとなりました。

シリンダークリアランスから進入したオイルをモウモウと燃焼しながら・・・一度掛けた後の放置期間が長いと燃焼傾向にあるようです。

もう少し頻繁にエンジン掛けて乗らないと・・・です。

匿名:

僕のエスプリS2もシフトリンケージ、クラッチ、レリーズシリンダーと次々にトラブルが発生。直ったと思ったら今度は水漏れですが、他に入院中の車が5台もあるのでACの無いエスプリは後回し状態です。いつになったら乗れるのやら(涙)

メラクやSMをレストアしている知人達がいるのですが、当時ですらMTはあまり完成度が高くないと言っておりましたので、グループBの時代にわざわざ使用したのは、きっと手持ちで適当なMTが無かったのでこれを流用したのでしょうね。グループBの市販型車は内装も含めわりと完成度が高かったように思うのですが、後発で参入しようと思っていたシトロエン等は時間的に余裕がなく仕方がなかったのでしょうね。デザイン的にはグループBの中ではかなりかっこいいと思うのですが。

200台の内そのほとんどが廃棄処分されたと聞いた事があるのですが、何台くらい現存してるのでしょうか?


カズノン:

匿名になってしまったのでもう一度投稿いたします。すみません。

僕のエスプリS2もシフトリンケージ、クラッチ、レリーズシリンダーと次々にトラブルが発生。直ったと思ったら今度は水漏れですが、他に入院中の車が5台もあるのでACの無いエスプリは後回し状態です。いつになったら乗れるのやら(涙)

メラクやSMをレストアしている知人達がいるのですが、当時ですらMTはあまり完成度が高くないと言っておりましたので、グループBの時代にわざわざ使用したのは、きっと手持ちで適当なMTが無かったのでこれを流用したのでしょうね。グループBの市販型車は内装も含めわりと完成度が高かったように思うのですが、後発で参入しようと思っていたシトロエン等は時間的に余裕がなく仕方がなかったのでしょうね。デザイン的にはグループBの中ではかなりかっこいいと思うのですが。

200台の内そのほとんどが廃棄処分されたと聞いた事があるのですが、何台くらい現存してるのでしょうか?


GZ20 さん

お互いいろいろとありますね。いやはや……。
幸か不幸かこれから暑くなるので、我が4TCはシーズンオフに突入です。
とりあえず、夏場は朝練でコンディションを整えておこうと思っています。

カズノン さん

エスプリS2とBX 4TCは、ともにシトロエンSM用トランスミッションを使っていましたね。同じところにトラブルが発生しているのもそのためでしょうか(笑)。同じトランスミッションを流用したプジョー205T16にお乗りのTさんも何度かシフトリンケージのトラブルに見舞われていますので、どこかでつながっているような気がしてなりません。

BX 4TCは、新車当時から構造的な不具合によるクレームが結構あったようです。例えば、ラゲッジルームに設置したフラットな形状の燃料タンクにより、燃料残量が少ないときに坂道で燃料供給が途切れるようなこともあったようです。

そんなこともあり、実際に販売された台数は70数台、現時点で生存確認されているのは30数台となっています。

カズノン:

上手く説明できませんが、エスプリの場合MTケースのアルミのフタにガイドが付いており、これがシフトフォークのスライドを調整しているらしいのですが、これがながく使ってたり、乱暴に扱うとすぐに削れてガイドからずれてしまうトラブルが多いようです。

初めて見た時からBXのデザインに一目惚れして買おうと思ったのですが、当時は乗ってみるとあまり乗り心地がいいように思えなくってCXを買ってしまいました。その後もエグザンティアブレーク、CX(2台目)と乗り継ぎましたがついにBXには乗らずじまいでした。今だに乗用車系の車ではBXのデザインがベスト3に入るくらい大好きです。だからチャンスがあればBXスポーツ?かBX 4TCは手に入れたいと思っております。

たまたまですが、今まで購入した車を考えるとガンティーニがデザインした車が多いので、デザインが自分の好みにあっているんだろうと思います。


カズノン さん

エスプリの情報ありがとうございます。参考になりそうです。

私もBXのデザインは昔から好きで、特にユーリエがBXブレークをベースに製作した2ドアシューティングブレークのBXディアナには一目惚れしました。

私もガンティーニデザインのクルマが好きです。以前マセラティ・ビトゥルボに乗っていたこともあるので、先代のクワトロポルテを真剣に検討したこともありました。

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2010年06月25日 09:28に投稿されたエントリーのページです。

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