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静岡ホビーショーでの新作グループB

今年も静岡ホビーショーに行ってきました。
万年不況のホビー業界ですが、ミニカー業界も例外ではなく、魅力的なネタも枯渇してきた感があります。しかしながら、今回のショーではグループBの気になる新作がいくつか発表されました。

個人的にもっとも欲しいと思ったのが、スパーク製のプジョー205T16。
スパークではすでに1/43スケールで'85モンテに出場したEvo1の3台、1/87スケールではガンメタのロードカーをリリースしていますが、写真のパールホワイトのロードカーは、これから販売店に案内を出す予定という先行展示品。手前のプレゼンテーションカラーも、ロードカーと細部を作り替えていて手抜きなし。
間もなく発売される予定のガンメタのロードカーと、発売が予告されている'87パイクスピーク仕様に加え、T16のバリエーションがさらに充実しそうです。

写真がピンぼけして大変お恥ずかしいのですが、こちらはスパーク製の1/87アウディ・スポーツクワトロ。
これは2009年に製作されたアウディ100周年記念のプレスキットにセットされていたレッドの1/87アウディ・スポーツクワトロを、カラー変更してスパーク自身が発売するもの。アウディの公式書類にセットされていただけあって、フォルムやリサーチはほぼ完璧です。

こちらはオートアート製の1/18ポルシェ959。
このスケールのポルシェ959はエグゾトのMOTORBOXブランドで発売された製品がベストですが、現時点の試作品を見る限りではそのレベルに達していないように思えます。あえて競作するからには圧倒的なレベルの差がなければ勝負にならないはずなので、どこまで煮詰められるかが注目です。

京商からは1/18ランチア037ラリーのバリエーションとして、M.アレンがドライブした1983年サンレモ優勝車が登場。

京商からはさらに2台の1/18ランチア037ラリーが登場。こちらはテストカーをイメージしたレッド一色の製品で、7月発売予定。

そして同様にホワイトのテストカー風製品です。
日本でブレイクしたテストカーは、メーカーとしては手軽にバリエーションが稼げて都合が良いのでしょうが、テストカーといえども、何らかのスポンサーマークが貼付されているし、ナンバープレートもあるはずなので、このままでは単なるプレーンカラーになってしまいます。
1/64や1/43ミニカーならまだしも、高価な1/18ミニカーで、その辺のリサーチが不足したままカラバリ商法に走るのは納得がいかないし、ユーザーもついていけないと思うのですが……。

最後はミニチャンプスの新製品。
'84スウェディッシュで3位に入賞したP.エクルンドのアウディ・クワトロが登場です。ミニチャンプスのラリー仕様のクワトロはしばらく音沙汰がない状態でしたが、欧州ではすでに発売されたM.ムートンの'81テストカーなど、再びバリエーション展開を活性化させています。

今回のショーを見る限り、今年も散財が避けられそうにありません(笑)。

コメント (2)

と:

スパークのミニカー、買ってないです。
ちょっと自分なりの規格から外れて小さすぎなんですよね…
ただ、バリエーションが増えてきたので、買ってみようかなぁ。

と さん

スパークは205T16のバリエーションを積極的に開発しているので、Evo2も密かに期待しています。
とさんのガンメタに加えて、K谷さんのパールホワイトも出る予定なので、とりあえず机上でグループBオフをする予定です(笑)。

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2010年05月17日 07:02に投稿されたエントリーのページです。

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