"33" EXPORTの味わい
先日のジュネーブ・ショーでは国境を超えてフランスのホテルに宿泊していたので、夕食を安く済ませるため近くのカルフールに出掛けたのですが、IXO製ラリー車のミニカー付きマガジンやRHODIAのメモパッドなど、夕食以外の無駄買いが多すぎて本末転倒になってしまいました。
なかでも個人的にもっとも刺さったのが、この"33" EXPORTの缶ビール。
ラリードライバーのD.Auriolを語る上で欠かせない"33" EXPORTは、1985年のルノー・マキシ5ターボや1986年のMGメトロ6R4をはじめ、グループAのシエラでも見られたカラーで、それがフランスのビールのブランドだと知ったのはかなり後になってからのことでした。
これまでジュネーブのスーパーマーケットでは一度も見掛けなかったのですが、さすがカルフール、さすがフランス!というわけで、試飲用とコレクション用に2本買ってきたのはいうまでもありません。
早速ホテルで、一緒に買ってきたベルギーのSTELLA ARTOISと飲み比べをしたのですが、はっきりいって薄い……。STELLA ARTOISはピルスナービールでじっくり味わいたいタイプだったのに対して、"33" EXPORTはライトテイストなので、暑い日にガンガン飲むには適しているというタイプの違いでしょうか。
もっとも、STELLA ARTOISは500cl缶で1本1ユーロ、"33" EXPORTは実に0.7ユーロで買えるので、日本の発泡酒よりはるかに安い値段でビールが飲めるのだから何も文句はありませんが(笑)。
ドイツに行ったときに、DTMでお馴染みのピルスナービール、[Warsteiner]をはじめて飲んだときには感動しましたが、モータースポーツのスポンサー製品に興奮するのは昔から変わらないですね。