ジュネーブ・ショーでクワトロA2を発見!
突然ですが、今年もジュネーブ・モーターショーに来ています。
最近はモーターショーに欠席するメーカーも多くなり、昨年の東京モーターショーなどはかなり寂しい内容でしたが、今年のジュネーブ・ショーは、世界の主要メーカーが顔を揃え、例年と変わらぬ盛り上がりを見せていました。
今年の特徴は、スポーツカーメーカーがハイブリッドシステムを搭載した新世代のスーパースポーツを登場させたこと。プラグインハイブリッドのポルシェ918スパイダーやF1譲りのKERSを搭載したフェラーリ599など、スポーツカーの世界にも確実に新たな潮流が生まれていることが感じられました。
そんな初日のプレスデイでもっとも私の心を熱くさせたのがアウディのプレスコンファレンス。
アウディは今回コンパクトモデルのA1をお披露目したのですが、その発表会場に、突然クワトロA2の1984年モンテカルロ・ラリー優勝車が登場したのです。今年は1980年のジュネーブ・ショーでアウディ・クワトロが発表されてからちょうど30周年にあたるし、会場にはフェルディナント・ピエヒの姿も見られたので何らかの展示はあると思ったのですが、まさかクワトロA2が自走で登場するとは思っていなかったので嬉しいサプライズでした。
さらに今回発表されたアウディA1にも、クワトロA2の背後に見えるAudi Sportの懐かしいカラーリングを施したプレゼンテーションモデルまで展示されたのにはさらに驚きました。これはAudi exclusiveで設定可能なカラーリングで、特にWRCに参戦するというわけではないのですが、なんともソソられるカラーリングです。
肝心のクワトロA2は、プレスコンファレンス終了後も会場に展示されていたので、ドアを開けて撮影するプレスの姿も見られました。私も負けずとドアを開けて車内を撮影したのですが、ドアが恐ろしく軽いことにビックリ!市販車のドアではあり得ない究極の軽さに改めて感動しました。
やっぱりワークスカーは最高です!