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2010年02月 アーカイブ

2010年02月01日

ニューイヤーミーティング 2010

週末に東京のお台場で開催されたニューイヤーミーティングに行ってきました。
毎年活気のあるクラシックカーイベントですが、今回も子ども連れから老夫婦まで幅広い年齢層の人々で賑わっていました。

今回は会場内で立ち話をしていた時間が長く、肝心のクルマのほうはあまりじっくり見られなかったのですが、真っ先に目を引いたのは、日産240RSです。
左ハンドル仕様で、シートやシフトノブなどもオリジナルの状態を保っていることに感動しました。

もうひとつの収穫は、全日本ダットサン会のブースに展示されていたPA10バイオレット。
この車両はS.メッタがドライブした1982年のサファリ・ラリー優勝車をレストアしたもので、1981年のサファリで2位入賞したR.アルトーネン車と同一の個体とのこと。
歴史的な車両が美しい姿で現代に甦ったことは嬉しい限りです。

次の予定があるので引き上げようと思い、足早に出口に向かっていたところ、なんとオペル・マンタ400を発見!グループBが2台も見られるとは思っていなかったので、嬉しい展開です。
派手なオーバーフェンダーを纏ったスタイリングも相まって、かなりの注目度でした。

というか、湘南ナンバーから察するに、m400hyさんのGT-Eでは?
時間がなくてご挨拶できなかったのが残念です。

2010年02月03日

スポーツクワトロS1が日本上陸!

2月2日、アウディ ジャパンは、東京・渋谷のアウディ フォーラム 東京において、アウディ・スポーツクワトロ S1を2月2日(火)から今年12月末まで一般公開すると発表しました。
http://www.audi-press.info/2010/02/4894/

プレスリリースによれば、今回展示するスポーツクワトロ S1は、W.ロールが1986年のモンテカルロ・ラリーに参戦したマシンとのこと。ということは、昨年アウディ本社のmuseum mobileで開催された、"DIE QUER-LENKER"で展示されていた車両そのもの。

昨年はアウディ100周年を記念していろいろなイベントで元気な姿を見せていた同車両ですが、今年は10ヶ月も日本で展示されるということで、イベントでの走行シーンは見られそうにありません。その分、今年は1987年パイクスピーク優勝車が活動することになるのか?あるいは別のスポーツクワトロ S1が表に出てくるのか、興味が尽きません。

いずれにしても、スポーツクワトロ S1が日本で展示された記憶はないので、今回が日本初上陸なのではないでしょうか?

アウディ フォーラム 東京のブログ(http://www.audiforumtokyo.com/2010/02/2357/)を見る限り、3方向からじっくり眺めることができそうなので、早速出掛けてみなければ!

2010年02月08日

あなたの人生を変えた一台は何ですか?

「あなたの人生を変えた一台は何ですか?」と質問されたら、やっぱり「アウディ・スポーツクワトロS1」と答えるだろうなと、ふと考えてしまったのはアウディ フォーラム東京からの帰り道。
そう、去る2月2日からアウディ フォーラム東京で展示されている、アウディ・スポーツクワトロS1を仕事帰りに見てきました。

実車はやはり昨年インゴルシュタットで見たクルマと同じでしたが、ロープこそ張ってあるものの間近で見られたため、所々に塗装のヒビ割れや擦り傷などを発見。博物館によくあるリタイアしたクルマの展示物でなく、あくまでも動態保存という考え方で扱われている様子が伺えて嬉しくなりました。

現車はアウディTT RSクーペの記者発表会で展示されたため、現在は "New Audi TT RS Press conference" の名が入ったボードの前に展示されています。そのため後方の様子が見られないのですが、とさんの情報によると近々展示場所が移動になるらしいので、もう少し待ってから見に行ったほうがベストかも知れませんね。

さて冒頭の質問ですが、私の場合、最初に衝撃を受けたクルマはてっきりスーパーカー全盛期のランボルギーニ・カウンタックだと思っていたのですが、よく考えてみるとそれは違っていたようです。

正確には、当時住んでいた近所の商店街の電気屋さんのショーケースに飾ってあった、黄金色の1/43オールズモビル・トロネードのミニカーだったように思います。4歳前後だった当時の記憶として残っているのは、このミニカーと、家を出てすぐ隣の質屋さんに飾られていたトミカの什器、それにトミカとマッチボックスがたくさん入っていた青色のマッチボックスのミニカーケースくらい。逆にいえば、今でも強烈に覚えているのがミニカーの思い出ばかりというのは、親不孝者以外の何者でもありません(笑)。

そんな私が次に強烈な印象を受けたのが、前述のアウディ・スポーツクワトロS1でした。
当時、テレビ朝日系列の「カーグラフィックTV」と、土曜日の夕方にオンエアされていたテレビ東京系列の「モータースポーツ・ダイジェスト」で、グループBラリーカーの走る姿を初めてを見た私は、その迫力の走りとサウンドに一発でKOされたのでした。

特にスポーツクワトロS1は、「カーグラフィックTV」でオンエアされた、1985年のWRC第8戦アルゼンティン・ラリーのリポートで見たのが最初でした。スタイリッシュな空力ボディで評判だった市販車の姿とは正反対の異様なエアロフォイルと、5気筒ターボエンジンが発するいっそう高音になったエンジン音は、まさに衝撃以外の何者でもないものでした。さらにS.ブロンキストが渡河時にフロントスポイラーを割ってしまい、ちぎれたフロントフェンダーをヒラヒラさせながら走る姿も、異様さにいっそう拍車をかけていました。
そしてこのとき以来、アウディ・スポーツクワトロS1がMy favorite carsの第1位の座を独占し続けたのでした。

あれから四半世紀……。

いまだにグループBを追いかけている私をつくり出してしまった張本人のスポーツクワトロS1と、まさか東京で会えるなんて、今まで妄想さえ起こすことのなかった出来事でした。

まさに感無量です。

2010年02月21日

Tipo TVで動画デビュー

昨年、ネコパブリッシング主催のサーキット走行会で袖ヶ浦フォレストレースウェイに行った際に「ティーポ」別冊DVDの取材を受けたのですが、2月20日に「ティーポ・ティーヴィー」として創刊されたので早速見てみました。

「ティーポ・ティーヴィー」は雑誌とDVDがセットになっているのですが、DVDの "編集部Tの「突撃!となりの珍車談」" というコーナーに私とBX 4TCが出演していました。当日はまさか取材を受けるとは思ってもいなかったので、なんともひどい身なりになっているほか、寒さで全身凍り付いていたため、インタビューに答える声が震えていてまったくお恥ずかしい限りです。

それよりもフォードRS200に乗るこさとうさんのほうは、DVDの映像に加えて誌面でも全バラ記録が6ページにわたって特集されていて、「ティーポ・ティーヴィー」を一気にディープなものにしています。そのなかで「手許にシンクロが届くまで半年」という話があり、ふとBX 4TCのクラッチOHのことが気になりました。私の場合も案外同じような状況にいるのかも知れません。

そういえば1ヶ月以上クルマに触れていなかったので、エンジンくらいは動かしてあげなければ……。

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