袖ヶ浦フォレストレースウェイ
ネコパブリッシング主催のサーキット走行会に参加するため、去る日曜日に今秋オープンしたばかりの袖ヶ浦フォレストレースウェイに行ってきました。
1周2.4kmのコンパクトな中低速コースは、FIAの規格に沿って設計され、JAF公認レーシングコースにもなっています。とはいえ、観客席はメインスタンド前にあるだけだし、敷地内に入るまでにグラベルロードがあったりなど、まだまだこれからという印象でした。
今回は2台のフォードRS200がスポーツ走行するため、我がBX4TCはサーキット走行ではなく随伴車として入場。予定より早く現地入りしてしまったので、パドックで記念撮影です。
間もなくRS200が到着したので、早速、車載工具やスペアタイヤを降ろし、テーピングとゼッケン貼付を施しました。
出走までしばらく時間があったのでパドックからサーキットの様子を眺めていたのですが、第1コーナーからバックストレートの区間以外はコースの多くの箇所が見渡せるので、ギャラリーとしてはありがたい設計です。
ようやくフォードRS200がコースイン。RS200のサーキット走行をナマで見るのは初めてでしたが、コスワースBDTユニットの弾けるサウンドとともにノーズを上げて加速していく様や軽やかにコーナーをクリアしていく姿に大興奮。サーキット走行を満喫したTさんによれば、コーナー出口でアクセルを踏んでいってもアンダーステアにならず、ニュートラルステアでグイグイ曲がっていくとのこと。新たな走りの境地を見い出して興奮冷めやらぬ様子でした。
その間にピットに何やらあやしい男達の集団が……。
マイクを持ったリポーターがフォードRS200を指差しながらビデオカメラに向かって喋っていたので、何かの撮影かなと思っていたのですが、今度はその集団がウチのBX4TCに寄ってきて、テンション高めに下周りを覗きながらビデオ撮りをはじめたではありませんか。
ちょうどフロントのハイドロの油圧が抜けてお辞儀状態だったところを撮っていたので、車高を上げるか下げるかしないと格好が悪いだろうと思って寄ってみると、リポーター氏は「ティーポ」でお馴染み、現在は「ROSSO」「SCUDERIA」の総編集長となった嶋田さんでした。
なんでも、突然「ティーポ」別冊のDVDを製作することになったので、海外取材から帰国したその足で成田から直行し、リポーター役をやらされているとのこと。結局、シトロエンBX4TCを購入した経緯などを説明した後にハイドロの上下作動などをデモンストレーションするハメになったのですが、果たしてこの映像は使われるのでしょうか?
それはともかく、今回はじめて行った袖ヶ浦フォレストレースウェイは、なんといっても都心から1時間あまりで来られるアクセスの良さが最大の魅力。機会があればBX4TCを走らせてみたいですね。