« 2008年11月 | メイン | 2009年01月 »
FBM直前に擦られてしまった右リアフェンダーの修復のため、4TCはただいま板金作業中です。
傷自体はそれほど目立たないのですが、プラスチックの地肌が出てしまっているのでキチッと直してもらうことになりました。
本来はパネルを1枚まるごと塗るのが基本なのですが、リアフェンダーに貼付してあるブルーのストライプのステッカーが入手できないため、ストライプの手前でぼかすことになるとのこと。ブルーの部分を塗装で表現するという方法もあったのですが、表面の凹凸や質感が変わってしまうのでオリジナルのステッカーを生かすことにしました。
いざという時のために、ステッカーなどの補修用パーツも自作しておく必要がありそうです。
FFeのイベント終了後に入庫させていた板金塗装が完了し、約2週間ぶりにBX 4TCで帰宅しました。
修理に出している間は代車としてトヨタ・プリウスを借りていたのですが、クルマのことを何も気にせずに走れる快適さを堪能しました。プリウスに乗るとどうしても平均燃費を記録を上げることに燃えてしまうため、4TCのときよりもセンシティブなアクセルワークを駆使して、プリウスならではのドライビングプレジャーを満喫です。
返却時にレギュラーガソリンを満タンにしたのですが、180kmほど走行して給油量はなんと7リッター。実にリッターあたり25km以上という驚異的な燃費で、BX 4TCの5分の1の燃料消費量でした。
そんなプリウスからBX 4TCに乗り換えて工場から300mほど走ったら、上り坂でいきなりガス欠!
近くのGSまで歩いて携行缶を借りて給油し、なんとか難を逃れましたが、プリウスとはあまりにも対照的な燃費には、さすがに考えさせられました。
良くも悪くも、BX 4TCはたまに乗るのがちょうど良いクルマなんでしょうね。
塗装の修復を終えたBX 4TCですが、よく見ると修理前と異なる箇所がありました。
それはリアフェンダーとリアバンパーの継ぎ目部分です。
今回、塗装の修復は主に右側のリアドアとリアフェンダー部分だったのですが、左右のリアフェンダーとリアバンパーの継ぎ目がゲル状のパテで塞がれていたため、修理の際にフェンダーを塗装すると、リアバンパーも再塗装しなければならない状態でした。
そのため、傷が浅い割に大手術になってしまったのですが、仕上がってきたクルマを見ると、フェンダーとバンパーのパーツがきれいに重なるようになっていました。
作業を行った世田谷のリトルガレージでは、今回の修復にあたり、フロントのフェンダーとバンパーの合わせ目にパテを使っていないことから、リアもパテ埋めを一切使わない方針で作業を行ったとのこと。
実際にカタログの写真や海外の雑誌などを確認しても、パテ埋めされている様子は見られなかったので、今回の判断は実に的確だったことが分かります。
このパテ埋めは、以前このクルマに装着されていたEVOキットから標準の姿に戻す際に行われたものと判断できるので、今回の作業で本来あるべき姿に戻り、結果的にレストアできたと言うべきでしょうか。
まさにケガの功名ですね