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1/64 シトロエンBX 4TCの出来は?

遅ればせながら、シーエムズコーポレーション製の1/64ラリーカーコレクション SS.19 シトロエンを購入しました。
お目当てはもちろん、1986年モンテカルロ・ラリー仕様のシトロエンBX 4TC Evolution。出来の良さで定評のあるCM'Sのラリーコレクションは、まさにWRCの歴史をコレクションするには最適の製品群で、これまでも主なグループBマシンがモデル化されています。
BX 4TCもその例に漏れず全体的な出来は良いのですが、ヘッドライトまわりの造形や横長になっているテールランプ、さらにボンネットのエアアウトレットがブラック塗装されている点などはイクソ製の1/43モデルそのもので、もう少しオリジナル性を発揮して欲しかったというのが正直な印象です。
さらにクサラWRCと比較してみると、なんとクサラのほうが全幅が広いので驚きました。実車のBX 4TC Evolutionの全幅が1915mmであるのに対して、クサラWRCの全幅は1770mmなのでこれはあり得ないでしょうと思い、試しにノギスでモデルを実測してみました。
すると、BX 4TCは全長・全幅ともにほぼ1/64なのに対して、クサラは全長はそれほど大きくないものの全幅は1/53スケール相当で、かなりディフォルメされているのが分かります。
さらに言うと、BX 4TCの台座に印刷されている車名が"BX4 TC"になっているのはいかがなものかと……。モデルの出来が良いだけに詰めの甘さが惜しいところです。

コメント (2)

TOMMY:

私も買いましたよ、CMsのBX4 TC!(笑)
ちっちゃいのになかなかの出来ですよね、ノギスでの実測チェックとは流石!

縮小率アバウトなマジョレットの、4TCラリーのサイズと同じくらいです。
自分は眺めてたニタニタする程度です。

秋田は今日初雪で、スタットレスタイヤに早速交換です。

TOMMY さん

秋田は初雪だったのですね。
昨夜ニュースで秋田の様子を見ましたが、完全に雪景色になっていて驚きました。

CM'Sは確かにマジョレットに近いサイズですね。
マジョレットのスケールは1/56スケールとなっていますが、これまた気になったので実測したところ、実際のサイズはもっと小さく、特に全幅は1/64相当でした。1/56というサイズは、はみ出したタイヤと規格サイズのパッケージに収めるための縮尺ではないかと思います。

マジョレットの4TCは、CM'Sよりもフロントやリアまわりの造形が実車の雰囲気をとらえていて、個人的にはいまだに第一級の出来映えではないかと思っています。ただ、左右に大きくはみ出したタイヤを除けば、の話ですが(笑)。

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2008年11月17日 23:53に投稿されたエントリーのページです。

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