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2008年09月 アーカイブ

2008年09月06日

1年点検

BX 4TCの1年点検を行ってきました。
点検した結果、ブレーキローターとパーキングブレーキのパッドが擦れたままになっていたためパッド交換時にローターを研磨する必要があることと、左側のタイロッドエンドとスタビライザーロッドエンドのブーツを交換したくらいで、エンジンオイルとミッションオイル交換を行って戻ってきました。
思えば、最後に整備工場に入庫したのが1年前だったので、まる1年間ノントラブルだったことになります。その間の走行距離は2000 kmくらいなので特に驚くべきことではないかも知れませんが、購入後に各部を直してリセットしたのが良かったのではないでしょうか。

2008年09月07日

プチレストアその1

今日はプチレストアと称して、以前からの懸案事項だったバンパーグリルの復元作業を実施しました。

うちのBX 4TCは、購入時からフロントバンパーの向かって左側のグリルが欠損していて、左右非対称の状態になっていました。
実用上は何の不具合もないのでとりあえず放置していたのですが、雑誌の撮影依頼が入ったことと、秋のイベントに向けて、ついに再生することにしました。

グリル製作のために用意したのは、タミヤのプラ板とプラ材の角棒および三角棒。
まず、現存している右側のグリルを採寸し、それを左右反転するカタチで製作することにしました。
採寸して分かったのは、グリルの横の格子は奥側がテーパー状になっていて、サイズも奥のほうが若干短いこと。それに縦の格子は上から下に向けて角度が付けられ、バンパーの横のラインにちょうど合う角度になっていたことでした。

実際の作業としては、まず2mm厚のプラバンを2枚重ねて接着し、グリル奥側のテーパーを三角棒で再現するというものですが、とりあえず横の格子を3枚つくったところで仮り組みしてみたのが写真の状態です。
明日はまた違うメニューを実施する予定です。

2008年09月08日

プチレストアその2

フロントグリルの再生と並行して、ホイールキャップの再塗装を行いました。
これも最初からシルバーの塗装が剥げている箇所があって見苦しかったので、分解清掃してからスプレーで塗装しました。
本当は銀色の残った塗料の部分をすべて剥離してから再塗装するのがベストなのですが、今回は時間がなかったので止むなくそのまま塗装しました。すると予想通り、銀色の塗料部分と下地部分に段差ができてしまい、なんともトホホです。
部品自体はシトロエンCXターボと同じなので、部品で取れれば言うことなしなのですが……。
ちなみにテールランプは交換するつもりで解体部品を左右セットで取り寄せたのですが、4TCに最初に付いていたランプのほうが圧倒的にキレイだったのでお蔵入りとなったものです。レンズを分解して内部に堆積した汚れを取り除くことはできるのでしょうか?

2008年09月09日

プチレストア完了

先週末から突貫工事で製作したフロントバンパーのグリルがひとまず完成しました。
実際に取り付けてみると、現物合わせで製作したにもかかわらず合いがイマイチで、まだまだ改良が必要な状態です。
とはいえ、もう撮影に向けて搬出しなければならないので、とりあえず暫定仕様で見切り発車となってしまいました。
撮影後はもう一度取り外して改良を行うことになりそうです。

2008年09月14日

撮影完了

某自動車専門誌での撮影が無事に終了しました。
搬出ギリギリまで製作していたフロントバンパーの自作ルーバーもなんとか完成し、ディスプレイ専用品として撮影することができました。
BX 4TCの本格的な記事としてはたぶん日本初となるはずなので、これから原稿を頑張らなくては……。

2008年09月19日

フェーズ1とフェーズ2の違い

なんとか原稿も書き終わり、あとは編集部での作業を経て本になるのを待つだけの状態になりました。
今回、私はBX 4TCが開発された経緯や競技用車両のBX 4TCエボリューションについての解説を担当したのですが、そのなかで執筆中に気になったのが、ロードカー仕様 "Serie 200" のフェーズ1とフェーズ2の違いについてです。

フェーズ1とは1986年に発売されたシャシーナンバーが"00XL0011"から"00XL0070"までの60台で、フェーズ2とは1987年に販売(製造?)されたシャシーナンバーが"00XL3001"から"00XL3030"までの30台のことです。

私がコンタクトを取っている[THE BX 4TC REGISTER]のHarry Prins氏に訊ねたところ、両者には特に違いがないとのことでしたが、フェーズ2には日本への第一号車を含む2台のみ、レッド/グレーのストライプを纏った仕様が含まれているのが特徴で、それ以外はすべてレッド/ブルーのトリコロールストライプとなっています。

確かに、私のフェーズ1に比べると、グローブボックスに"BX 4TC No 200"のステッカーが貼付されていること、ボンネットの"turbo"ステッカー、リアスポイラーとリアバンパー部のストライプステッカーが貼付されていること、それにメーターパネル上部の蓋に赤いインジケーターが付いていることなどが異なっています。

このあたりのディテールの違いは、一台一台手作りされた少量生産車ならではの面白みなのですが、なにしろ自分以外のBX 4TCを見たことがないので、比較対象がないのが辛いところですね。

いつかじっくりと見比べてみたいものです。

2008年09月24日

見本誌、出来上がる

今日は、ミドシップライトウェイトをこよなく愛する [車雑誌] 編集部の担当者様より、無事に見本誌が刷り上がってきたとの連絡がありました。

思えば、担当のUさんから数年ぶりに連絡をもらった瞬間にピンときた今回のお話。
自分が想像していた以上の扱いで取り上げていただいたことにまずは感謝ですが、個人的には、行き帰りのクルマの中で数年ぶりに濃ゆいクルマ談義ができたことが何よりも収穫でした。

BX4TCの写真の出来映えは上々とのことなので、9月26日の発売日が楽しみです。

2008年09月26日

カー・マガジンに掲載されました

ついにBX 4TCの記事が掲載されたカー・マガジンが発売されました。

インプレッションの解説はフランス車に精通した森口将之さんが執筆し、私はBX 4TCが誕生した背景や現状までの解説を担当。撮影はもちろん前田恵介さんによるものです。

時間がありましたらぜひ読んでみてください。

ちなみに私のところにはまだ見本誌が届いていないので、これから書店に行ってみます(笑)。

2008年09月30日

カー・マガジンを見て

なんとか仕事が片付いたので、カー・マガジンの感想など……。
私にとっては何よりも森口将之さんのインプレッションが興味深いものでした。
BX4TCについて、私はどうしてもグループB目線で見てしまいがちなのですが、様々なシトロエンを乗ってきた森口さんの視点はまったく別のところにあるので、とても新鮮でした。
写真も美しく撮っていただいてありがたい限りなのですが、一点だけルーバーを付け忘れてしまった写真があるので「アチャー」という感じです。マニアの方は、その "使用前・使用後" の姿をお楽しみください(笑)。

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