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2007年05月 アーカイブ

2007年05月15日

ブログをはじめました

『グループBマニア』のメインコンテンツとして、もっともミステリアスなグループBカー、シトロエンBX 4TCとの生活をオーナーの視点で伝えていくブログを立ち上げました。
シトロエンBX 4TCをはじめとするグループBカーをメインに、クルマ関係の話題を取り上げていきますので、どうぞよろしくお願いします。

2007年05月16日

クルマを待つ楽しみ

購入したシトロエンBX 4TCですが、大阪での予備検査に合格し、タイヤ4本とハイドロ用の緑色の玉を交換した状態で東京に輸送され、現在は以前からお世話になっている主治医に診てもらっている状態です。
手配中のリサイクル券が届き次第、登録に行く予定ですが、昨年11月に手配して以来、実に半年あまりの長い旅路となっています。
逆に言えば、実車がなくても資料集めなどで結構楽しんでいるので、やはりクルマを買う前の楽しさは絶大だなと、妙なところで納得しいる今日この頃です。

2007年05月18日

BX 4TCの4連ランプ

個人的にBX 4TCで長年謎だったのが、フロントグリル内に装備されている4連ランプ。ラリーの補助ランプを彷彿とさせるBX 4TCの外観上の特徴ですが、実際にどんな風に点灯するのか分からずにいました。
外紙では4連ランプを点灯させている写真などもあるので実車を確認したところ、ハイビームと連動したドライビングライトであることが判明。つまり、ハイビームやパッシング時にはヘッドライトと合わせて合計6つのライトが一気に照射されるという豪快さ。
当然ながら日本ではレギュレーション違反なので公道上で点灯させることはできませんが、妙にやる気を感じさせる演出です。

2007年05月19日

全幅1830mm!

シトロエンBX 4TCはノーマルとは別物のブリスターフェンダーを備えていますが、実際に目にしてみると、そのボリューム感に圧倒されます。というのも、前期型ノーマルBXの標準ボディが全幅1660mmであるのに対して、4TCは実に1830mm!この数値はプジョー205T16の1700mmやランチア・デルタS4の1800mmなどに比べると、最も大柄なことが分かります。これはサスペンション形状を、前:マクファーソン・ストラット、後:トレーリングアームから、前後ダブルウィッシュボーンへと変更し、トレッドを拡大した結果でもあるのですが、ホワイトに赤いピンストライプが入るFRP製のフロントフェンダーは、ガンダム世代には思わずグッとくるフォルムです。

2007年05月20日

デルタS4のミニカーに期待

今日はツインメッセ静岡で行われた静岡ホビーショーに行ってきました。
プラモデルの世界的な聖地でもある静岡で行われるホビーショーのため、朝から大勢の人々で賑わっていて驚きました。
今回はいつも雑誌の取材対応などでお世話になっているメーカーの方々への挨拶を兼ねていたのですが、お目当てはもちろんグループBミニカーの新作。今回もいろいろな新作に出会えたのですが、なかでもhpiレーシングから発売予定の1/43 ランチア・デルタS4の完成度の高さに感動しました。
6月以降5種類が発売されるとのことですが、ランチア・デルタS4のミニカーとしては過去最高の出来映えなので、発売が今から待ち遠しいです。

2007年05月22日

衝動買い

BX 4TC関連のアイテムや資料を探してeBayを彷徨っていたところ、eBay.frで見つけたのが、この「CITROPOLIS」1999年11月号。まだeBayのアカウントを持っていなかったのですが、表紙を見た瞬間に運命的なものを感じ、新規にアカウントを開設。結局、送料込1,300円ほどの出費で手元にやってきました。
完全なジャケ買いだったので、てっきり4TC エボリューションの詳しい記事が載っているのではと期待してみたら、中身はロードバージョンの記事だけで完全な肩すかしを食らいました。とはいえ、合計8ページも4TCの記事が載っているので十分満足なのですが……。
4TCの資料探しは、やはり十分な時間が必要なようです。

2007年05月24日

リアドアの厚み

BX 4TCで4連ランプと同じくらい長年の謎だったのが、リアドアの厚み。
通常のドアにパネルを重ねていることは分かりましたが、リアドアのドアハンドルが奥に埋まっているので、ホントに開くのかどうか?それに実際どんなつくりなのか興味がありました。
そこで実際に開いてみた部分の断面形状が上の写真です。
リアドア自体は普通に開くのですが、その膨らみは、やはり通常のリアドアに巨大なFRP製パネルを強引に接着したような状態で、"MB Guard" として知られるメルセデス・ベンツSクラスの防弾車両より厚みがありました。それに車体側も樹脂製のインナーフェンダーやサイドステップがパテ埋めで仕上げられているという具合。
ホモロゲーションモデルならではの突貫作業的なハンドメイドには、ただ驚くばかりです。

2007年05月27日

最初のモディファイ

今日は4TCを預けている主治医のところに顔を出してきました。
路上デビューする前にひと通り診てもらうことにしたのですが、エンジンやトランスミッションからのオイル漏れが見つかったり、エンジンファンがまわらず冷却水が吹き出したりと、やればやるほどハマっていくという具合。2基のエンジンファンのうち1個しかまわらないというのは事前に聞いていましたが、アイドリングしているだけで冷却水が吹き出すようではとても走れないので、ミニ用の温度センサーを取り付けて、水温90℃で2個のファンが同時にまわるようにモディファイを加えました。
できるだけオリジナルに近い状態を維持したいところではありますが、21年間で7,000kmしか走行していないクルマなだけに、現代の日本でまともに走らせるためには、今後も各部のアップデートが必要なようです。

2007年05月30日

車両保険

いよいよ今週中に登録予定となったので、自動車保険について調べてみました。
以前マセラティ・ビトゥルボを乗っていたときにお世話になった保険会社の担当に久しぶりに連絡して、4TCでも加入できるか訊いてみたのですが、予想通り、20年前のクルマは残存価値なしと判断されてしまうので、加入してもほとんど掛金がかけられないとのこと。しかも追突などで相手に賠償責任がある場合でも、ほとんど保険金が下りない場合があるといわれました。数年前にビトゥルボで車両保険に加入していたときも同じセリフを何度も聞かされていたので、状況は未だに改善されていない模様。自動車の価値を年式だけで判断されてしまうお寒いクルマ環境には、まさに力が抜ける思いです。ほとんど走行しないクルマ向けのビンテージカー保険もあるようですが、日本で旧車をまともに乗ろうとするのは、いろんな意味で障害が大きいことを改めて痛感させられます。

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